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年下の男(ネタばれ注意)

 TBSドラマ 内舘 牧子作 「年下の男」

 このドラマは関西で、再放送していたドラマなのです。隠れた名作、ここにあり。

いやーすっごいストーリーですけど、面白い。変な話、やっぱりベテラン脚本家が書く作品は一味違うな・・みたいな感想です。

男の人が持つような理想なんて書いてない、ひたすら現実的な話で、奇麗事がないから、恐ろしいような、惹きつけられるようなすごい展開なんですね。

最終的に、あるべき方向へしっかりと収まるように作り上げられている。

十代の女性、三十代の女性、五十代の女性。

年齢で比較し、いろいろなタイプの女性を引き合いに出して、その年代特有のものをストーリーの中に組み込んでいる。

主人公は、もう相当なる不運や、不幸を背負う代わりに、自分自身が一人の足でしっかりと立ち、それぞれの立場の人間をしっかり見て受け入れるという成長を手に入れる。

結局、結婚しても、同棲しても、自分自身をしっかりと持って保っていないと、ダメだ。そいうことを言いたいのかなと思いました。

しかし、驚いたのが、本当に麻生裕未さんでした。

この女性の役どころは、そこそこ出来て、キャリアウーマンなんだけど、それになり切れない、不幸なお局様って感じで、周りの女子社員が若くなるにつれて、ついていけなくなり、孤独を恐れるがために、主人公に悪事を働く。

まあ、孤独が生みだす、一種の病気みたいなものですよね。他人の幸せは許せない。自分がなれないなら、せめて、相手の幸せを潰すみたいな。

いやー、この役凄くやるの嫌ですよね、でもなんだか本当に上手かったです。恐ろしかった。独身女の孤独のオーラといい、ヒステリックでやっかみ的な性格といい、独特なセリフ回しといい、怖すぎるけど、めちゃくちゃ上手い!

そして、次に驚いたのが、そう、星野真理さん。

私、自分の記事で一回かいたような気がするんですけど、いやぁ・・・・この方もうまい。もうね、若いっていうことを全面に出して戦って、見苦しいこともいっぱいするんだけど、でもそれが、やっぱり若い、無知だから、人生経験が足らないからという感じをものすごく上手く演じているんですねー。

とうぜん脇役だし、彼女に感情移入してしまって乗っ取られるなんてことは、麻生さんもないんですけどね、この二人が恐ろしく上手いんですよ、やりすぎず、の凶器みたいな感じが出ていて。

いやー女優ですよね。

稲森さんは、もう容姿端麗で、どこにケチつけんのって方ですが、その完璧な美しさなのに、母親に負けてしまうみたいな状況がかなり説得力あったんですねー。

風吹ジュンさんも可愛いチャーミングな母親を上手く演じておられました。

女30代、自分の人生に責任をもち、自信を持てるよう日々、あがきながら生きていくしかないのかもしれません。

そんな面白いエピソードが交錯して出来上がった作品。

さすが内舘 牧子!あっぱれ!!

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