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2009年9月

天国で君に逢えたら(ネタばれ注意)

 TBS・SPドラマ 脚本岡田惠和 「天国で君に逢えたら」

 この小説は、映画になりましたよね、同タイトルで。そちらの方は見ていません。天国の階段、続きで、天国で君に逢えたらを見ました。

ファンタジーでしたね。これは原作者がこうであってほしい、こうであったらよかったのにと思う理想郷のようなお話でした。

なので、最初からリアリティーはないと考えてもいいですよね、伝えたいのはそこじゃない。多分原作者も、ガンってね、こんなにつらくて、厳しい戦いなんだよ!ってことが言いたいわけじゃないっていうか。死にゆく人の最後の言葉が、もしかしたら、残された人の希望になり得るんじゃないか、心の支えになるんじゃないのか?そいう気持ちから書かれたんじゃないのかな・・・と思いました。

なので、原作者の人柄がよくでていましたね。そのように制作されたと思います。音楽、空間、編集、シナリオ、そして俳優がそのことをちゃんと理解して作られた感じがしました。

優しい空気が流れている。

一貫して、そいう空気が作られていました。

ただ、オムニバスにするのはちょっといただけないですね。あれはもったいない感じがしましたよ。一組の夫婦を中心に、それに関わる精神科医と主治医、それを取り巻く環境で作ってくれていたら、本当にもっと深いお話になっていたのにな・・・と思いましたね。

どの夫婦のお話も、よかっただけに惜しいなぁ・・・と思いましたね。

感動なんか、なかったです。ひたすら癒されたというか。病気云々じゃなくて、患者一人一人に向き合う優しい雰囲気に。暖かな気持になれた。そんなドラマでした。

二宮くんも、宮本さんも、愛ちゃん役の女の子も、ユースケさんももう全身から、押しつけ感の全くない優しさで患者を包んでましたね。

こんな空間が、カウンセリングルームがあったら、患者は、きっと少し、すっきりしたような気持ちで、最後の戦いに挑むことができるんじゃないかしら。

本当の精神科医はこんなんじゃないだろう・・・とか、余命いくばくもない患者はもっと痩せてこんな余裕がないだろう・・・とか思いましたけど、それより癒しの効果の方が勝ってました。まっ、ちょっと元気すぎたけどね。患者さん。

視聴率はふるわなかったようですね。続編は厳しいのかな?

天国の階段(ネタばれ注意)

 韓国ドラマ 「天国の階段」

 私の友達がグオン・サンウのファンなので、「悲しき恋歌」の次にこの「天国の階段」をみました。もう、毎回言うけど、韓国ドラマって長い・・・・長い・・・・。

正直つらいです。長すぎて・・・。俳優のアップやワンシーンがえらく長くて、いや、ここもうちょっとすっきりカットした方が・・・なんて素人なのに、編集考えちゃうぐらい・・・。

たぶん、この話の内容だったら15話でいけたんじゃないかな。そのほうが、見てる方も楽だったと思うけど。

話の内容は、なかなか過酷なものでした。本当に、不幸のONパレードで。彼女はまるでシンデレラのようでしたね。義理の母にはいじめられ、妹には恨まれ、父親は無関心で、義理の兄には思いを寄せられる。そこに希望があるのが・・・というか、救いは、サンウの存在だけ。でも、妹が嫉妬して、その恋にも邪魔が入る。

事故にあって、記憶をなくすのは、お決まりのパターンなのかな・・・。

話の流れも強引なんですよ。サンウが押しまっくったら、ジウが記憶喪失。

ジウの記憶がもどったら、今度は、サンウが諦めるとか、義理の妹と婚約するとか。

もうじれったいっていうか、おい、おい、おい、もーーーーっ!!!イラつくみたいな話。

義理の兄にしたら、ジウを助けたいのか、邪魔したいのか最初の方はわからなかった。ジウにも、サンウにも悪い所は全くなく、周りがすべて邪魔してくれたって感じでした。

なので、テヒちゃんの悪っぷりったら相当で、本当に、彼女が逮捕された時はスッキリしましたけど!!!!

が、しかし、テヒちゃんめっちゃ奇麗な女優さんで、正直最後の方は、ジウさんが本当に奇麗に見えなかったですね。それぐらい、テヒちゃん奇麗な悪役でした。役柄は最悪でしたけど。

本当の愛って、愛する人の幸せを願うことなのかもしれない。それは感じました。義理の兄ちゃんの行動は、盲目的で、とても自虐的な行為だったけど、たぶん、彼女が見たいサンウの顔をたとえ少しでも見れたなら・・・そんな優しい愛でしたね。

ただ、サンウ、死んでもジウにそのこと言うなよ!!!本当に愛しているなら!!!と何度も思いました。実際、そんな秘密を隠しているのはつらいでしょうけど、でも、余命いくばくもないジウにそんな悲しい事実をいう必要があったのか?

彼女は喜べるのか!喜んでたけど。いや、生きる希望をもったという気もしたけど。最後にまとめてましたね。

「君を一番愛したのは、もしかしたら、テファだったのかもしれないけど・・・、僕が、彼より彼女を愛してなかったともいえない・・・みたいな・・・」

それが、結論ですね。日本には、たぶん、昼ドラあたりでしか、このようなドラマはないでしょうけど。本当に長かった。面白かったとは言えないけど。純粋にときめきに飢えている女性たちのよい癒しになったことでしょうね。

舞妓Haaaan!!!(ねたバレ注意)

 水田伸生監督作品・脚本 宮藤官九朗 「舞子Haaaan!!!」

 この作品は、監督が宮藤さんだと思ってました。脚本でしたね。この脚本家は本当に独特な作品を書きますよね。面白い脚本といおうか・・・。

彼の名作「池袋ウエストゲートパーク」は本当に面白かったし、キャッツもタイガー&ドラゴンも面白い作品でした。

彼の書く脚本のキャラクターはとても生きていますよね。生き生きしている。細部にわたる端役まで事細かく性格描写かされていて、ああ、この主人公ならこういう行動するな、とか、こういう風に考えるな・・・というのが矛盾なく展開される。

そして、会話劇、そのキャラクターだから持ち得るやりとりに笑ったり泣いたりできるんですよね。それが最大の魅力だと思うのです。

連続ドラマは10回~11回なので、総合的な山場の持って生き方も上手い!初回乗れなくても4から5回あたりで、ストーリーが波に乗りはじめ、最終話まで一気にもっていくっていう方法も上手い!!

彼は登場人物達に対して、優しい作り方をしますよね。とても愛情を感じられる。アウトサイダーで生きている人にスポットを当てるというか、世間的に、社会的に立場が弱くても、その中で大事にしている、人物の信念とか友情だったりとか、家族愛だったりなんかをすっごく丁寧に描いている、本当に優しい脚本家だとも思います。

多分テレやなんでしょうね・・・、だから、はぐらかしたり、ごまかしたりした形で表現される。不器用な愛すべきキャラクターを描ける。

この舞妓Haaaaaan!!!!もそうでしたね。安部サダヲのキャラクターを上手く活かし、こよなく舞妓を愛する一人の青年の歪んだ思いが募りに募って、近づいてゆくっていう奇妙なんだけど、なんだか笑えるストーリーでした。

人って、これだけ思って、調べたり、行動したりしたら、思いはかなうのかもしれない・・・なんてちょっと思いましたけど・・・。

最後の方は、堤真一に対する、対抗意識みたいなものが前面に出まくって、ちょっと自分自身見失っているような状態になってましたけど。

だから、柴崎コウがあの年で、舞妓になることとか、超突っ込んでしまうんだけど、無理だからね年齢的に。

野球選手になるあたりとかも・・・えっ?!みたいな感じはありましたけど、トータルで許せるって感じでした。

私はテレビドラマの切ない感じとかいうのも好きで、それが彼の作品で凄く印象に残るところでもあるので、そのあたりが、堤真一と舞妓の兄弟だっていう関係の所とか少しありましたけど。

まっ、後、そりゃ、人間どこに惚れるかはわからないけど、あんなマニュアックな主人公を、仕事をすてて舞妓になるまで、惚れた柴崎さんの行動もなぞ??いったいどこに惚れたんだろう・・・みたいな・・・。

でも、面白かった。ミュージカル的な要素が入っている所とかも笑ったし、コメディーだからね!

そんなわけで、クドカンの作風の好きな方お勧めです!!

Thank you so much!!!

  Thank you so much!!!!

ありがとうございます!アクセス総計、2000件頂きました。沢山の方が読んでくれているとおもえば、書き続ける意欲がわくってもんです。

何かをやり続けることって、とても難しい。意外と続けるってことは難しいことなんだな・・と思うわけです。

書くことがもともと好きなんですね。物語を作ったりすることが。ただ、やはり素人なわけで、なかなか文章にするってことは難しいわけですよ。

このブログっていうのは、いろいろな使われ方があると思います。自分の日々の日常を日記のように書いたり、好きなものをとどめておくファイルのような役割を果たしたり、本当に、人生相談や、悩み相談になったりだとか。

私の場合は、好きな映画やドラマ、音楽などをとどめておくというような意味合いが大きい。日々みている映像作品はたくさんありすぎて、純粋のその時感じたことが消えてしまうってことがままあるから、そいうものを思い出す材料のような感じで書いています。

えらそうにおもいっきり、作品を批判したり、ほめたりしています。が、あくまで本当に一視聴者としての意見なので、読まれた方と違う意見であったとしても気になさらず!

よくいいますよね、自分、俳優なら、お芝居したことないくせに偉そうにいうな!とか、映画とったわけじゃないのに、偉そうにいうな!とか。

私は、視聴者は好きなことを言っていいと思うのです。映画なら、1800円という値段にそれをいう代金が含まれていると思っているから。

テレビに対しても、万人にたいして、提供している放送番組に、意見をいうな!言うなんて人としてどうなんだ!!というのは言っても意味がない。

私たちは、そいう立場の人間です。そして、芸能人はちゃんとそれを言われる代償としての代金を貰っています。

なので週刊誌なんかでかかれたりするのも、まま、当たり前と思うわけです。ただ、事実に反することや、妄想で書いたりするライターが多いから、週刊誌なんかはほんと、好きになれないけど。

後、ライターで個人的に好きな人に肩入れして書いてるライターも気持ち悪いよね。あれは万人が読むものですよ!妄想はやめてください!

話が大きくそれましたけれど、私は、好きなことを、好きなように感じたまま書くつもりです。個人のブログはそれを許されていると思うので。

あまり行きすぎた記事は、首をひねるけど・・・。

また、続き、書いていきたいと思いますので!縁のある方よろしくお願いします。

アフタースクール(ねたバレ注意)

 内田けんじ監督作品・脚本 「アフタースクール」

 この映画は映画館でみました。この映画を待ちわびてみたわけでは、ありません。その時公開していた映画で、見たいな・・・と思わせるものがなかったから見たというのが正直な印象です。

 感想、とても面白かったです。

 印象、キサラギみたいだな・・・って思いました。

なので、二回見たいとは思いません。ネタばれ注意とは、まさにそのこと。なので、見てみようと思われている方は、本当に、このページを閉じた方がよいと思います。

大泉洋さんは、もう、最近では売れっ子になってきましたよね。堺雅人さん、佐々木内蔵助さんも、いわば演技はのスーパーサブというポジショニングから、主演へと化けた、木が熟した」俳優とでもいえるかもしれません。

とうぜんながら、みなさま、とてもお上手です。

この年代の方は、次期安部寛みたいな感じの俳優さんが多くって、上川隆也さんなんかもそうだし、いわば、劇団上がりの、俳優さんたちなわけですよ。

だから、どう転んでも、面白いし、ある意味、脚本さえ面白ければ、失敗はないという感じです。単独で主役をはっても申し分ないけど、三人そろえば、鬼に金棒とはまさにこのことですよね。

この脚本はとても練られていましたね。ある意味、スクリーン、箱の中でなければならないという感じは受けないかった。

騙されていると、思っている方が実はだましていたみたいな展開。それが、全く読めないからそこが明らかになったとき凄く驚きがあるわけですよ。それがこの映画の醍醐味なんですね。そこが分かってしまえば、なんだろう、そう残るものがないのですね。

何かを考えさせてくれたり、後に残ったりする感じじゃないので、すっぱりと「面白い映画をみたなー!」っていう気分で落ち着けるとうのが、いいですよね!

でも現場はとても楽しかったでしょうね。これだけ豪華なメンバーがそろって、お互いドンぱちと役を演じていたことでしょうね。

大泉洋さんは、「赤鼻のせんせい」で主演を張っていましたよね。このお話は本当に、あったかくて、ほのぼので、いい気分になれるドラマでした。

普通に暮らすことの困難な、病気をもった子供たちが、「人って、笑うために生きているんだよね」ということを認識するまでに、赤鼻先生が、自分の信じる方法で、生徒と向き合っていくってつくりでした。

正直、作りものっぽいなぁ・・・と思うことも多々ありました。けど、演手が上手いひとばかりだったし、子役もホント力のあるキャスティングだったから、本当に、くさくなりずぎる脚本をギリギリ抑えて、感動に持って行ったという印象です。

大泉さんは、たまにドキッとするような表情をすることがある。素に帰るような。印象的な驚きがある人です。

堺雅人さんは、「官僚の夏」でセカンドポジションを。熱血で、純粋な官僚を演じてくれていますよね。

佐々木内蔵助さん、かれもTBSで、「ハンチョウ」というドラマの主演をしていたばかりです。面白い役者さんが本当に多い、30年代後半、みなさまチェックです!

プール(ネタばれ注意)

 大森美香監督・脚本作品 「プール」

 この作品は劇場で見てきました。現在放送されている「ブザービート」という作品の脚本を担当されているのが、この監督大森美香さんなんですね。

非常に興味があったんです、脚本家から監督になった時作品から受ける印象がどうなのか。

大森さんはテレビドラマの脚本が出発点で、そこから、実績と、実力を経て、今回、長編映画を撮られたと思います。違ってたらごめんなさい。

作品のタイプもあると思います。けど、やはり、あまりにも受ける印象が違ったというのがありましたね。作品のタイプは、「カモメ食堂」・「めがね」なんかと非常に似たような雰囲気でした。

というか、むしろそれを真似ている?とすら思えるぐらい似たような癒しの効果があった。キャストが似ている点もそうかもしれない。小林聡美、もたいまさこ、加瀬亮。

もしかしたら、同じキャストにしない方がよかったかもしれませんが、まあ、普通にこの感じを出せる俳優も稀ですから、しょうがないかも。

テレビドラマの脚本は、ストレスがたまるのかもしれない。脚本家は頭に映像を思い浮かべて書くので、頭の中でちゃんとデレクトしてると思うの、だから、主人公たちがこうあって、このときは、こういう表情で・・・というのが頭には絶対あるなずなんです。

それはテレビドラマの脚本でも、映画の脚本でも同じだと思うけど、ただ、それがそのイメージのまま映像化するためには、本人が書いて、撮るしかない。だから、この映画は大森さんの感性で書いて、撮った彼女の本当の作品になったと思います。

テレビドラマが映画の脚本よりいいとかそいう優劣はないと思います。ただ、見ている人が、テレビを視聴している人の人数に対して、映画は、みたい!と思われた方のみのだし、箱の中でみるので、やっぱり作り方に違いがでて当然だなとは思いました。

どういう点が違ったかな・・・というと、言葉で説明しない!というのが大きい。テレビドラマだと、結構気持ちをべらべらとしゃべる。とても分かりやすいように。

映画は佇まい、表情で見せるという撮り方になっていました。全体の雰囲気から何となく感じられるように作っている。あの間合いは、テレビだと長すぎなんだろうな。

小林聡美さんが演じられている人は、こういう人っていうのが凄く納得いく、というか説得力があるという人物になりえたのは、彼女の持っている雰囲気と、演技力だと思います。

というのは、小林さんは、母親なんだけど、娘を日本において、タイに移住し、他人の子供を育て生きている。娘にしたら、なぜ、本当に産んだ娘と暮らせないのか?どうして私をおいていったのか?っていうのが主なストーリーの柱なんですが。

「お母さん、勝手だと思わないの?」というセリフを言うわけですよ。彼女は世間一般的な常識では、非難される母親だろうし、娘の言動が普通だと当然の発言だと思うはずなんです・・・が、小林さんって女優が演じると、いや、人は人それぞれの生き方があって、それは自分自身で選び取っていくことなんだ、だから、常識なんて括りはなく、何が常識であるか決めるのすら自分自身である、信じる道を生きることに、恥ずべきことなんてない!って人に見えるんですよ。

もちろん、母親としては首をかしげてしまう行動だけど、タイで人様に迷惑をかけるわけでもなく、周りの人に愛されて生きている。

タイの母親のいない子供と一緒に生活しているんだけど、それが、娘にとっては、イラ立ちの原因となるわけです。他人の子供を育てるんなら、私と暮らして下さいよ!と娘は思うわけなんだけど、それすら、その子供に母親が見つかったら、好きなように選べばいいと小林さんはいう。子供だからって、親がなにもかも決めつけてしまうなんて、はなっからそんな考え方はないわけです。

それが、彼女の中の常識で一本筋の通った考え方なんですね。そうやって生きている人。他の女優さんが演じたらどうなっていたかな・・・スーッとこういう人ってのが入ってきたかな・・・と思う。本当に素敵な女優さんですね。

加瀬君も本当に、そこで生活している人というか、馴染んでいて、人としての親切さとか、あったかさとかが出ていて、普通の人を演じたら、加瀬亮以上の人いるかな・・・と思いました。なんとなくジンワリといい感じの俳優さんです。

娘やくの方は、たぶんモデルさんなんでしょうね、玄人には出せない新鮮さと演技になにも色がついてない感じがこの作品にはあっていました。

タイの風景が、本当にのどかで、母親がこの土地で暮らしたいと思った理由がわかる気がしました。空が青くて、空気がおいしい。そして、自然から恵まれた作物は、おいしいという根本てきな生活が、魅力的に見えるように撮られていた。

なんだか、地球に生まれて、人間は大地に守られ、その恩恵にあずかっているとすら思えるような作品でしたよ。 

ストロベリーショートケークス(ネタばれ注意)

 矢崎仁司監督作品・脚本 狗飼恭子 「ストロベリーショートケークス」

 この映画は、痛かったな。リリーシュシュのすべてという映画と同様、受け入れら得る人とそうでない人の二手に分かれるだろうな・・・。

4人の女性の赤裸々な人生が、なんの飾りもなくそのまま描かれていました。

一人目、主人公の池脇千鶴さん。恋がしたい、恋がしたいと思いながらだらだらっと生きている女性を池脇さんが。

結婚しか女性の幸せはない、彼に依存することでしか生きられないと思っている女性を中越さんが。

一人の男を愛しながらも、それが一方通行で自分を追い詰めていく女性を中村さんが。

芸術家で自分をストイックに追い詰めながらも上手く現実を生きれない女性を岩瀬塔子さんが。

それぞれ見た女性がどこかには落ち着くというか、当てはまる部分がつくってありますよね。

最初の映像は今でも忘れません。池脇さんがバイクで引きずられていく様。強烈なインパクトとして残っています。彼女は、この4人の中では、比較的普通な女子だったのだけど、とにかく平凡性が前面にでたような感じで、ダルそうな、でも、人の噂話には興味ある!みたいな役をとにかくリアリティーを持って演じていました。

もしかしたら、一生懸命に生きれない彼女がこの4人の中で一番救われない存在かもしれない・・・なんて思いますけど。

「やらない後悔より、やって後悔しろ、そのほうが後には残らない」

そんな名言があったような・・・誰の言葉か忘れましたけど。

何かを提示するような表現はないです。このような女性たちが、現実どうやって生きているかということを切り取っている。ストロベリーショートケークスというのは、ホールではなく、カットされたケーキを指すのだそう。

人は、女性という同じ性別を持っていても、千差万別、決して、甘くてもろいわけじゃない。カットされらショートケーキはそう物語っているようにも思いました。

中村さんのエピソードは映像的にも衝撃的なものが多くて、凄いセックスシーンなんだけど、それが痛さしかない。痛さしか感じないような撮り方なんですね。安藤君が相手だったけど、その時のシーンは本当に魂入ってて、髪を振り乱し、ジャージでノーメイクな裸の、むき出しな彼女が、愛すべき存在に思える。ラスト、彼女は彼の子供を身ごもりますけど、社会的には、決してほめられた妊娠の仕方ではないにしろ、この物語のなかでは、彼女には、彼の子供が必要だったと思わせる。子供はそいう存在だ。彼女がまともな人間として、というより、前向きに生きていくには・・・という感じに作られていて、これが前向きでした。

岩瀬さんは、ひたすらストイックな女性。プレッシャーと時間に追われている。食べれなくてがりがりに痩せている設定でした。私、この女優見たことないと思うのだけど、彼女の描写も恐ろしく「痛い」感じでした。人は、余裕をなくすと、恐ろしくマイナス思考になる。すさむ・・・そういう感じが、彼女全体から感じられました。

中越さんは、こういう女性いるいるって感じでしたね。私も彼女に似たところあります。愛を求めるが故に、自分を安売りしてしまう女。安らげそうで、全く安らげない女。空気が読めずに敵ばっかり作っている女。でも、彼女にとっては、彼が一番、かれが中心に世界が回っているので仕方ないって描き方です。そんな、又上記とは違った意味での「痛さ」が存在していました。

女性にしか共感しずらいと思う。そんな不器用で、一生懸命な女性の姿。現代の女性は縛りがなくなった分、大変なのです。そう、たいへんなのですよ。

ただ、君を愛してる(ネタばれ注意)

 新城毅彦監督作品・脚本 板東賢治 「ただ、君を愛してる」

 この作品、本当のタイトルは「天国の森で君を思う」だったそう。作品の内容から見て、私は、こちらのタイトルの方が合っていたのではないのかと思いました。

主人公は、玉木宏さん演じる大学生でカメラが趣味。

そこに入学式偶然にであう幼い容姿のしずるを演じるのは、宮崎あおいさん。

映画全体を流れる雰囲気とと空気が本当に柔らかくノスタルジックなものでした。

天国の森と評される、森は外国を思わせる、静かで、人の手が入っていない森で、そこに、森ガール的衣装で訪れる宮崎あおいさんが、より一層そうの世界観に引っ張り込んでくれる感じでした。

本当に、この作品を男の人が書いたのか?と思わせる、童話的な雰囲気と流れに一気に乗っていける感じなのです。

宮崎さんは、本当にこの雰囲気に合っていました。というより、彼女が自ら作り出しているのではないのかと思わせる演技だったのです。

ちょっと甘めのしゃべり方、歩き方、動き方。それがウワッ近寄りたくない!!って思うのと、へえ、面白い子だな・・・と思わせる微妙なさじ加減で演じられていました。というのは、彼女は、大学生ですが、そこから浮いているという設定だったわけですよ。

正直でピュアな性質と、人と合い交えない、独特の雰囲気。それが沢山いる大学生のなかでここだ!!とわかるわけです。

まあ、いってみれば、のだめカンタービレの野田恵みたいな特殊な役なんですね。のだめは明るくストイックな大学生でしたが、この主人公が、童話の中の住人のようであったのは、彼女が秘密を持っていたから。

「成長したら、死んじゃうよ」という病気。これを恋をしたら死んでしまうという表現にしていましたけれども。もともと長く生きることができないと幼いころに宣告を受けている女の子。

でも、彼女は命がけで恋をすることを選択する。

そこにノスタルチック+ロマンチックなシュチエーションを演出した感じなんです。この人に恋をしてみようと思わせる魅力的な男性を玉木さんが演じていました。

普通、気弱い、思いきりがない、優柔不断なんだけど、思いきり優しい青年でした。彼は意外と普通の情けない感じの人物を演じるのが上手いですよ。とてもさわやかだし、頭も軽そうだし・・・というような感じの人を。

もちろん容姿がずば抜けて男前ということも含めて、より一層この二人の恋がみのってくれないかなーと観客は思うでしょうね。

最後のクライマックスの方は、なんだか一気に韓国ドラマっぽく、安っぽい感じに思いました。ありがちなラストだな・・っていう。

だから、私は、あおいちゃんと玉木さんが、天国の森で、写真を撮っているシーン、「キスしてくれない?」と頼んでいるシーンがとても印象に残りました。

天国の森でとった二人のキスシーンは本当に美しく、すがすがしく、さわやかでした。だから、初キッスだったというのが画面から伝わってきました。まっ、実際どうだったかは、わからないですけど。

宮崎さんは、結構、映画でラブストーリーを中心にやっていたような印象が強い時でした、なので、ああ、またおんなじような感じの話なんだろうな・・・と思って見ていたら・・・、そこはやはり若手トップクラスの女優だけあって、すっかりそのストーリーの中に、引き入れられた感じです。

今は、結婚されて、仕事もセーブされているような印象を受けますが、まだまだ、映画界の女優として期待感あふれる方です!

どうぞ、天国の森で癒されてください! 

I vs Myselfs 総合ランキング!

 記事100件を記念いたしまして、勝手に我がサイトの人気アクセスワードと、人物をトップ10でご紹介しようかと思います!!

  I VS Myself 総合ランキング!!

     作品編ベスト10                  

1位 ブザービート~崖っぷちのヒーロー~  

2位 アイシテル~海容~             

3位 重力ピエロ                  

4位 MONSTER                  

5位 リリーシュシュのすべて

6位 20世紀少年

7位 スマイル

8位 派遣のオスカル

9位 夜のピクニック

10位 女系家族 

     人名編ベスト10

1位 オダギリジョー

2位 長瀬智也

3位 宮崎あおい

4位 二宮和也

5位 中居正広

6位 堂珍嘉邦

7位 小池栄子

8位 大森美香

9位 蒼井優・加瀬亮・西原理恵子・吉高百合子

10位 ユースケサンタマリア

 以上です!ご覧頂いたことのある皆様、ありがとうございます。本当に自分の主観で気まぐれに綴っております。ぼちぼち続けていきたいと思います。又ご縁のある方、よろしくお願いいたします。

感想としては、ドラマはジャニーズが強い印象。ただ、女系家族は本当にずっとアクセスが多かった作品でした。MONSTERは私個人的に思い入れの強い作品で、それにつけて記事じたいも多かったですね。ただ、スマイルやブザービートは辛口な内容のため若干ビビり気味ですけど・・・。

映画は、重力ピエロは加瀬亮、夜のピクニックは多部美華子、リリーシュシュは市川隼人主役じたいも人気の高い俳優であるとともに、作品内容も非常に高かった作品ばかりです。私も大好きな作品達です。

特に、リリーシュシュのすべては非常に長い間アクセスしていただいていて、かなり前に書いた記事なんだけど、みなさんの関心が高いとともに、何かをこの作品から感じ取っているという証なんでしょうね。

次いで、人物。こちらはオダギリジョーさんでした。もうぶっちぎり!というのも、彼の作品をかなり沢山記事にしていましたので、人気、実力的にもある納得のいく順位だと思います。宮崎あおいさん、彼女はCMに対してのアクセスが多くて、オリンポスの記事を書いた時が一番多かったです。長瀬君と二宮君と中居君は共にジャニーズ。三人とも映画についてのブログを書きました。

堂珍君は意外、記事じたいそんなにないのに、かなりアクセスがありました。映画「真夏のオリオン」で俳優デビューをしたことも大きいかもしれません。作品自体は見ていませんが、なかなかのお芝居だったと聞いています。

加瀬君、蒼井さんは、記事の数が多い、ほんと、オダギリさんを入れて、かなり見ている人たちではあります。吉高さんはやはり「蛇にピアス」が圧倒的な人気で、今度の10月クールでは月9のヒロインだそうですね!

唯一脚本家で名前が上がったのが、大森さんです。ブザービートと、べブンズ・ドアの関係でアップしたのでしょうね!

とまあ、感想を書いてみました。引き続き、ご愛読いただけたら、幸いです!!又、200件目にこのランキングを勝手、気ままに行ないたいとおもいまーす! 

拝啓父上様(ネタばれ注意)

 木曜ドラマ 倉本聡脚本 「拝啓父上様」

 ここは東京、神楽坂。石畳の街。

映像が本当に美しい、飯田橋の横に立つカナルカフェ、石畳にたたずむ料亭「坂下」。昔懐かしの匂いがして、本当にほっとする造りでした。

脚本・俳優・演出・その他すべてのものが本当に丁寧で、愛情深く作られているから、映像を見ているだけで癒される。

そして、恐ろしくリアリティーのある人物設定と、俳優たちの演技。ストーリーは壊れゆく昔ながらの町並みを、時代の流れとして仕方なく淡々と迎え、それを悲しんでいる人たちが描かれていました。

当然主人公の恋や母親との関係もありましたが、基本大筋を流れているのがこの上記のことなんです。

料亭坂下は今には珍しい、「一見さんお断り」を守った料亭。板場は子弟制度がいきていて、上からは盗んで覚えろという方針。特に和食の世界ではまだまだ残っているでしょうね。

倉本さんも、山田太一さんにしても言えることが、誰も敵がいないこと。敵には敵のそれ相応の信じる信念があってという事情をきっちりと描いている。作品は主人公を中心に見るのでやはり、それに対する考え方は敵というようなとらえ方をされるけど、それはあくまで、主人公の目線でたった場合だから!それ以外の人間に焦点をあてるとその敵方の事情もしっかりわかるよっていうのがこの人たちの脚本の面白いところと思うわけです。

人間が誰をよしてして、誰をダメとするか、そんなことは個人の価値観の問題であって、一方的に提示すべきではないということではないかと思う。

私のように、物をまっすぐ見ないで斜めから見てしまうようなタイプには本当に矛盾がなく気持ちよく入れるストーリーになっています。

今の激しい、恋愛や、サスペンスなどの凹凸の激しいストーリーが好きな方には多分退屈だろうな、とも思う。このドラマはそいうタイプのものではないので。

だから見る人を選ぶかもしれない。ただ、私はあくまで一視聴者として、この手の作品が好きなので、かなりフィットしたと思います。

この話は本当に登場人物の関係性で成り立っているといってもいいと思う。板場の中の関係性も、おかみさんと従業員の関係性も。ちゃんと係わりがあるという形で描かれている。主人公のお人好しで、億秒で、優しい性質をとても生かしていて、その感じを二宮和也くんが絶妙な按配で表現していました。

彼は本当に上手いです。もうあれだけテレビで露出が多いっていうのに、二宮和也って感じを見ている最中は全く忘れてしまえるんですね。田原一平にしか見えない。

特に、八千草さんとの会話や母親との会話はちゃんと20年、この人が母親だったという感じが恐ろしくでているんですね。彼の話し方が全然違うんですよ。

おかみさんには、おかみさんへの。若女将には、若女将への。竜二さんへの。保さんへの。時生への。接し方が全部違うんだけど、それがちゃんと一平というキャラクターにのっとった形で表現されているから、恐ろしくリアリティーがでるんですよ。

そして、沈黙。いわゆるセリフのない演技が又絶妙にうまい。この人凄いな・・・、この脚本は相当やりがいあったろうし、演技力の必要なホンだったと思います。

八千草さんがいい味出ているんですよ、私、八千草さんが出ている作品はもう何作品も見ていますけど、この人物とても愛おしい人物。もーチャーミングすぎますよ。熊沢のパパを思う所、一平に無理をいう所、そして、おかしくなってからの演技。「おかみさん!!」って思う。神楽坂が壊れてしまうと同時におかみさんの心も壊れてしまった。あの、坂下の看板を見上げるシーンは感傷的になってしまいました。

何気にルオーさんも面白かった。オカマちっくな所とか。

高島さんも非常に色っぽい母親で、一平のことを一人で育ててきた愛情があって、ホントこの親子の演技は絶品でしたねー。あと和服が恐ろしく似合う。そういえば、「女系家族」の時とは180度違う役でしたね。今回は、本質を、本能で感じ取っているような、おおらかで包み込んでくれるような役柄でした。

後、時生くん!意外にこういう道化役は難しいんだけど、匙加減が最後の方はほんと絶妙でしたねー。上手かったですよ!

そう、全員が上手いんですよ、りつこさんも、新旧おかみ対決として相対する性格をきっちりと演じておられたし。

本当に、優しい、優しい作品でした。上質で品のある作品でした。倉本さん、噂ではもう連続ドラマは書かないとのことでしたけど、そういわず、又こういう優しい何かを感じ取らせてくれるような作品を書いていただきたいものです。

ハリーポッターと不死鳥の騎士団(ネタばれ注意)

 「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」

ハリーシリーズ第5章。今回は一番面白かったかな。魔法使い、魔女達が本当に戦うっていう。

彼らは学校で沢山の授業を受け、学んでいた。学んでいたけど、それが実践に使える教育だったと知ったのは、もちろん魔法省の人間が、ホグワーツに入ってきたからわったんだけど。

ハリーは、魔法省にも、ヴォルデモードのも、敵視されてほんと大変なんですよ。学校が、ハリーに味方することによって、魔法省は学校、ダンブルドア自体も敵視するわけですよ。

教育の方針として、卓上で理論上の魔法を覚えればよい、勉強すればよいという方針に帰るわけです。というのもダンブルドアが、対ヴォルデモードに対抗する騎士団を作るのではないかと恐れいているから・・・というわけなんですが・・・。

いやー何と言いましょうか・・・、規制する、規制する。

まっ、当然敵と戦うためには、魔法を実践的に使って勉強しなければ、訓練しなければならないわけで・・・、いやーようやく魔法戦争らしくなってきた。

思えば、たくさんの臨時教師たちが、ハリーに魔法を教えてきましたよね、オオカミ男のルーピン先生やシリウスも教えていたかな?

そうやって学んだ魔法たちを友達に伝授していく、そいう方法をとって敵と対抗しようとしたわけですよ。

なんか、騎士団っぽいですよね。シリウスの拷問されている夢をきっかけにハリーとその仲間たちは、魔法省の神秘部に向かうんですね、そこで沢山の敵に襲われるんだけど、それは今までの魔法の訓練のお陰で、みんな力を合わせて敵を追い払っていくんです。

なんと意外と強かったのが、ジ二―でロンの妹なんだけど、なかなか優秀な魔女なんですよ。後、もう一人凄く不思議な魔女がいて、ハリーにしか聞こえない言葉が聞こえたりする魔女なんです。

彼女外見からいっても本当に魔女っぽくって、とってもかわいいんです。名前はルーナというんだけど。

ここで不死鳥の騎士団がハリー達を助けてくれるんだけど、どうやら、シリウスは死んでしまうみたい。ハリーの唯一の肉親に近い人だったのに・・・。

ダンブルドアとヴォルデモードの戦いは見ものでしたね。なんだか本当にRPGの世界でしたよ。

私たちでおなじみなのがファイナルファンタジーとか、ドラゴンクエストだと思うんだけど、このストーリーの中にも必ず魔法使いや魔女が登場します。又、猛獣使いや召喚師なんかもハグリット辺りがそれに値するのかな・・・?

それでおなじみの火系と水系で戦っている。もちろん、どちらも性質的には相反する性質を持っています。ダンブルドアの方は、水系、ヴォルデモードは火系で表されていました。

二人とも、善悪は別にして、非常に力のある魔法使いだということは分かりますよね。

いやーとっても面白かったです、ここの映像は。

ここでわかったこと。ヴォルデモードとハリーの関係。日本語訳では絆っていってましたけど、ヴォルデモードの一部がハリーの中に入り込んだかなにかで、彼らはお互いどちらかしか生きていられないことになっているらしい。

だから、ヴォルデモードはハリーの命を狙っているわけです。もちろんダンブルドアはそのことを知っていたけれど、ハリーにとってあまりにも酷なので、黙っていたってことでした。

共存はあり得ない。ハリーの一部に彼が入っているという描写は、蛇言葉をしゃべっていたところでもあったけれど、より明確にヴォルデモードの目的がわかってすっきりしました。

DVDで出ているのはここまで、今公開されているのは、この作品の続編ということになります!いやー見に行きたい!!

ハリーポッターと炎のゴブレット(ネタばれ注意)

 「ハリーポッターと炎のゴブレット」

ハリーシリーズの第4章、ハリー達も大分大きくなったと思いきや、14歳でした。いやあ、外国人は本当に大人っぽい顔をしていますよね。

今回は100年に一度開催される三大魔法学校の対抗試合が開催され、参加条件が17歳以上なんですよ、ゴブレットの中に参加を希望する生徒は自分の名前を入れるというシステムなんだけど、あれ?ハリーの名前が入っている。

まっ、お決まりですけどね、なぜなら、主人公だから!!まっ、ヴォルデモート側の陰謀によって名前が入れられたことはあきらかなんだけど。

例の如く仲良し三人組が、その試合に向けて色々模索するんだけど、ハリーとロン、マーハイオニーが仲違いする。っていうのが、ぬけがけして、ハリーがゴブレットの中に名前を入れたとロン達が思ったからなんだけど・・・。

いやいや、ハリーがそんなことしそうにないのはロンわかってんだろ!!と言いたい!まっ、物語上、仕方がないか。

まあ、全体的にハリーがものすごいマイナス思考の主人公で、苦労を一人で背負いたがっている感じはありますが、今回、面白かったですね。

なんといってもヴォルデモードが復活するんですよ。沢山の仲間たちが手助けしてくれてなんとかハリーは最後助かるんですけど。

物語は、ついに佳境へ入っていく感じですよね。魔法省はどうやら、ヴォルデモード側についているのか?と思わせるほど非協力だし・・・。

世界観がようやくはっきりした感はある。誰が敵で、誰が味方なのか。はっきりしない所があったので。

今回の目玉といえば、やはりあのハーマイオニー。もーかわいいったらありません!

「もう!ろん!」って感じなんですね。嫉妬している彼女が非常にかわいかった。でも強気だなーと思うわけですよ!

そしてハリーもいつの間にか恋いをし、破れかぶれになって、いましたね。次が楽しみです!

多分、小説の方は面白いんだろうな・・・っていうか、やっぱり難しいという印象を持ちますよね。世界観はわかるんだけど、学校とハリー達の的の関係、両親の関係、ヴォルデモードと学校の関係、ダンブルドアとハリーの関係。

文字通りの関係以上のものがあるのはわかるんですが、それが、明確にならない。私の頭のめぐりが悪いからだと思うけど。

ハリーとヴォルデモードの関係は、なんとなくわかる。両親を殺した人物。という、しかし、ハリーを殺そうとした時、母親がハリーにかけた魔法のせいで、ヴォルデモードは殺すどころか姿もなくしてしまう。

そんな関係。ハリーとは切っても切れない仲というのはわかる。これからのストーリーのなかでそのへんも明らかになるんだろうな・・・。

まっ、今後の展開を楽しみにしております。

self reliance

Every littlething 「self reliance」

 この曲はMany pieces というアルバムに収録されている曲なんです。完全なるアルバム曲だと思います。

self reliance これは、自分を信じる、信頼するという意味。歌詞も本当にそんな感じの歌詞なんですね。

「目をそらさないでね、今おかれた現状に確かに感じた小さな愛を信じてみよう」

「適当にしてることで楽になったつもり?そんなつまらないことはなくて、納得すら出来ない!と心が叫ぶのは必死に生きようとするからで」

「本当のキセキは自分の両手で作れるのかもしれない・・」

「数え切れぬ痛みもちょっと救われた気がしたよ」

「今だから思える道はつながってるって、何度迷ってもたどり着けると信じてみよう、風が追い風になった」

「風と共に走ってく」

これは持田香織さんの作詞なんですよ。数ある恋愛を歌った歌詞より、私はこの曲のこの歌詞に非常に共感したのです。

私は、私を信頼している。

そう、みなさん、自分を信じるのは、自分自身。そんな、自分の内面と向き合って見つめあって出来上がったこの作品は私にとても勇気を与えてくれたのでした。

やる前から、あきらめるな。自分に逃げるな、自分に向き合え、そして、自分を好きになれ。

そんな言葉に何度救われたかわかりません。

self reliance それが、軽快なリズム感のある曲、力ずよい印象のサビ。

自分に迷った時、聞いてみてください。彼女の力強いボーカルが力を分けてくれるはず!

ハリーポッターとアズガバンの囚人(ネタばれ注意)

 「ハリーポッターとアズガバンの囚人」

 ハリーシリーズ第三章。

いやー大きくなっている、着実にラドクリフ。今回のストーリーはとても切ないものでした。ただどうも腑に落ちないのが、あのハリーの養父母の描き方なんだけど、何だろうそんな勧善懲悪に描かなくても・・・って思ってしまうんですよね。

だから、あの本当はシリウスが両親の友人で、ハリーと一緒に暮らさないかと言ってくれたときはちょっと嬉しかったな、あの養父母からいい加減離れるべきじゃないのか?と思っていたので。

今回は、時間を逆さに使う「逆転時計」を使っていたけど、父親が助けてくれたと思っていたら本当は、自分自身だたという落ちは切なくもあり、ハリーの成長「力のある魔法使い」になったという感じがあってよかったな。

にしても、あの吸血鬼の魂というか、生きるエネルギーみたいなものを吸い取る描写があまりにもリアルで、気持ち悪・・・と思ったと同時に、凄いCGだな・・みたいな冷静な感じもあり、展開的には面白かったんだけど、中身が薄い感じがして、なんかあんまり後にのこらなかったというのが本当のところなんですね。

でもハリーはとてもいい友人を選んでいるし、ハーマイオニーやロンの描写も誰一人かぶっていなくてあの3人は見てるだけで面白いですよね。

ハーマイオニーの気のきつい感じが私は好きだけど、本当にいい魔女だし、自分が人間と魔法使いのハーフだから、より一層、優秀な魔女になってやる!!!!って気持が強いんだろーなーとも推測される。

ただ冷静なのかと思いきや、あとさきあんまり考えずに行動しちゃうところもあって、なんだかそこが彼女のいいところになっているんですね。

だから、ハーマイオニーがロンを選ぶとしたら、それはそれで頷ける。だってロンはどうみてもどんくさいし、「私がいなきゃダメでしょ!」って引っ張っていける感じがお似合いだから。

だからより一層、ハリーの性格がどういう性格かわかんないってのがある。正義感に満ち溢れているよいう人物でもないし、暗く落ち込んだへなちょこな子でもない・・・つかみずらいっていうのがあるのかな・・・まだ3作品しか見てないけど、どこもあんまりつかめない・・・、友達のためにはどこまでもやるけど、養父母や親籍に対しては容赦ないし・・・。

っていうまたまた、ハリーのファンには殺されそうなブログ書いてますけど、あくまで一視聴者としての意見ですので!

女の子ものがたり(ネタばれ注意)

 森岡利行監督作品・脚本 「女の子ものがたり」 原作 西原理恵子

 西原理恵子原作と言えば「西の魔女が死んだ」という作品。私は非常に好きでした。とても女性らしい視点で。

なんだかちょっと「ぐーぐーだって猫である」を思い出してしまいましたけど。今回飼っているのは犬でした。

そいう印象を持っていた為か、この話が過去にとんで、又その過去の話が中心だったということが驚きでした。

なので、この主人公は深津絵里ですが、影の主役は大後寿々花さんであったといっても過言ではありません。

これは本当に「女の子物語」でした。

最初の方は、子役さんの演技がぎこちなくて、作りものっほくてちょっと乗れませんでした正直。主人公のキャラクター的にも感情移入しずらかった感がある。

ですが、大後寿々花さんが出始めたころから、少しずつ入っていけるようになってきて、やっと何となくわかってきたかなって感じがありました。

というのは、彼女は、ここは私のいるべきところではない、人と違う道を生きていくという漠然とした信念が存在していて、流されるべき所では流されるけど、いざというときには自分の信念を貫いて行動するというキャラクターなんですね。

流されるべきところは、本当に流されているから、普通に群れて生きているように見えるんだけど、まみれていない感じがしっかりと出ている、明らかに異質な感じがするように演じられていました。

特別なことがいいことではない。けっして、ただ、そこにとどまりたい、それでいい、という人間と、いやそうではなく、かならず出てやるんだという心の持ち方では全然違うと思いました。

別にどちらがいい、正しいというわけではない。なので劇中、何度も「私は不幸ではないよ」と友達がいいます。なつみは自分がここにいたくない、何かしたいと思っているから、自分には友達の生き方が「幸せ」とは映らないわけです。

人それぞれ、十人十色、千差万別なのだから、幸せの形も10通りあっていいわけです。そいうことを言いたかった映画だと思いました。

深津絵里さん演じる大人のなつみは本当にグータラなんだけど、自分で製作して生み出す漫画家という職業を手に入れた。

けれども筆がすすまない。その訳が過去の女友達との関係だったという物語。

今、政治でも取り上げられている。「経済格差」がこの作品にもきっちりと描かれていましたよ。

なつみの母親はいつもいう「付き合う友達は選びなさい」

彼女は自分にとって大切な友達を選んできた。決して裕福ではない三人だったけど、彼女なりに若さで楽しんで生活をしている。恋もしている。

ただそれが、余りにも無謀で危険で無鉄砲であるということ。「早く大人になりたい」そんな急いでいる感じが、なつみ以外の二人からはひしひしと感じられたし、又そうしなければならなかった事情というのも十分にありました。

その小さな町の中で、小さくおさまっている彼女たちのなか、やはりなつみだけは異質でした。

上記にも書いたとおり、「意志の力」を感じたという所でしょうか。集団で生きたいけど、やはり個人で戦っていくという漠然だけど強固な意志の力が働いていて、それを他の友達たちも何となく感じ取っているという感じでした。

あの、喧嘩のシーンはそこを凝縮させたような表現方法だったけど、涙がでてしかたがなかった。

自分は幸せ、友達も幸せ。暗示に掛ける自分自身を友達たちは打ち破ってくれた。

「あんたのいるべき場所は、ここじゃないよ」って感じに。

彼女は決別したような形でこの小さな場所を出ていきましたが、そのことが未来のなつみにも大きく影響していて、周りに流される作品ばかりをかきつづけ、自分を見失ってしまった感じを打ち破るには、過去との折り合いをつけるしかなかったという印象です。

あのきみこの子供が、なつこって名前だったところは、深津さん非常に絶品な表情をされていて、彼女の飾らない笑顔が本当に美しかった。

ああ、この人は、いくつになっても本当に美しい人だ。そう思えるのでした。

「女の子ものがたり」「西の魔女が死んだ」と同様に、ちょっぴり切ない、痛いストーリーが、心の中にゆっくりと浸透してくるような作品でした。

ぜひ、劇場でご覧ください。

後、大後寿々花さん。すごく印象の強い女優さんですよね。若干16歳。等身大な役でしたが、本当に画面に引き込むシーンが沢山あって、彼女は将来絶対大物になる!!そう予感いたします。

澄んでいて、本当にきれいな顔をしている。表情をしているといった方がいいかもしれませんが・・・。

ハリーポッターと秘密の部屋(ネタばれ注意)

 「ハリーポッターと秘密の部屋」

ハリーシリーズの第二弾です。前回のラドクリフくんより幾分大きくなり、少々りりしくなった印象のハリーですが、今回は夏休み明けからスタートでした。

このお話は、結構難しいんですね。私、実話二回目なんだけど、やっぱり難しいんですね。

とにかく、ハリーは魔法の世界の中で超有名人であるということは間違いない。それが、過去両親を殺された敵、闇の魔法使いヴォルデモート卿によりもの。ハリーも殺されそうになったが母親がかけた魔法で跳ね返され額の傷とともに、ヴォルデモートの一部がハリーの中に入り、彼が蛇語が話せるようになったとされている。

今回は、その「蛇」が最大の敵だったわけですが、これが、魔法学校の成り立ちが、昔有名な魔法使いと魔女4人によって作られた学校。

そして、ハリー達が所属する、グリフィンドールとマルフォイらが所属するスリザリンが対立する形になっている。

このマルフォイらが所属るスリザリンこそが、闇の魔法使いヴォルデモートなのですね。だから魔法学校と、闇の魔法使い、そしてハリーは深い関係にある。

スリザリンに属する生徒たちは、生粋の魔法使い。というのも両親とも血統的に先祖代々魔法使いであるいわゆる「純血」の精神に拘っている。

マグルと呼ばれるのは、その他の、人間とのあいの子などで、生粋ではないということなんだけど・・・・、なんの時代にも、物語でも対立の一部として使われやすいのが、人種や民族、血統なんですよね・・・ここにもバックに大きくそいうことが流れているわけです。

ハリーは特別な子。赤ちゃんだったハリーが何故、闇の魔法使いをうちまかせたのか・・・?

それがハリーポッターを特別な子にしたてあげているし、全編とうしてのなぞなわけです。

今回は敵方のことがよくわかる造りになっていました。

ハリーは、ロンやハーマイオニーの力を借りつつ、友情とともに、真実の扉をひとつひとつ開いていきます。

実際のライバル「マルフォイ」とその父親がカギを握っていそう。

まだ、冒険は始まったばかりです。

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