ブーリン家の姉妹(ネタばれ注意)
ジャシティン・チャドウイック監督作品 「ブーリン家の姉妹」
この作品は、2008年公開時、映画館へいきました。
お話は、歴史映画で、有名 女帝エリザベス一世の産みの親、アン・ブーリンとその妹メアリーの話なんですね。
貴族にとって、家を繁栄させることが何より大切なことで、息子はより、地位を、娘は、好い家柄の殿方を見つける。それが当たり前だし、そこをうたがったりすることもないのだろう。
貴族とは、そいうものだ。一般人とは違うし、違う考え方なんだとおもう。
なので、娘を平気で取引の交渉に使ったり、他国に、敵国に嫁がせたりなんてことも、まーゆってみれば当たり前に行われていた。
そう、そいう世界のお話なんです。
アンは、長女で、そいう教育をしっかりと受けて育ち、又、そうすることが、自分の幸せもしくは、役割だと分かっているタイプ。
メアリーは、いわゆる現代的な考え方に近い。いわゆるわれわれが思う、自分が自分らしく似合う人物の所へ嫁にゆき、夫に愛してもらい、家族を作っていくという考え方。
私たちにも視聴者にもついていける考え方であるといえると思います。
彼女二人は、双方、とても美しいのだけど、そもそも持っている考え方が全然違うから、プライドの持ち方も全く違うわけです。
王の気を当然引けるだろうと考えていたアンは、見向きもされず、妹のメアリーの心やさしさにひかれて惚れてしまう王。
アンは当然、ものすごい嫉妬というより、プライドを傷つけられて、妹を恨むけれど、メアリーは本当に王の心がここにあるのか?王の気持ちが自分に向いているのか?という愛という観点で悩むわけです。
アンは、自分を洗練させるためフランスに行きますが、まっ、追い出しくらったともいえるけど。そこで、女性ならでわの優雅さと、気品、そして、もともとよかった頭と美貌をフル活用して、再びイギリスにもどってくるわけです。
明らかに違う、アンの美しさに次第に王は惹かれていく。妹を出し抜いて、そして、王の正妻をを押しのけて、自分が妻であるというポジションを奪い取るわけです。
そこに、アンのただならぬ執着心がある。王を愛しているわけではなかったと思う。ただ、自分のプライドを守るために必死に演じている強大な愛憎劇なわけですよ。
このそいう、ふてぶてしく、たくましく、恐ろしく美しい女性を、ナタリー・ポートマンが実に力強く演じていたと思います。
あの頃の、貴族の女性の衣装は本当に美しい。シンプルだけど、美しく、本来の女性の持っているきれいさを存分に引き出してくれるような衣装。
ナタリーは主に、ブルーの衣装を身に付けていました。メアリーは赤い衣装でしたけど。それが双方恐ろしく美しかったですね。
ナタリーの横顔は忘れられません。
上品なんだけど、高貴で気高い美しさが存分にでていて、いやー昔見た映画とえらい違って成長したんだなー、なんて思いましたね。
なので、衣装を見ているだけでも凄く満足できましたよ!!
自分がイギリスの中心にいるというポジションに執着心を持った、アンの生き方は滑稽なようで、人間らしかった。
そいう教育の本生きていた、アンにとって、王の子供。嫡子を産むことが、自分の存在意義ともいえたわけでしょう?最初に産んだ子供は女の子。そのことが王を落胆させ、愛情が次第に薄まってゆくのです。
まっ、実際はのちこの女子が、エリザベス一世なんだけどー。
そうなると、あらゆる手も考えてしまいますよね。まっ、実際はそうはできなかったけど。
そんなこともあり、彼女の生き方がやはり怖すぎましたね。
王は、彼女をギロチンにかけてしまいました。
そいう滑稽な人間らしさが存分に溢れかえっていました。決して善人じゃないけれど、観客というのは、やはり懸命になにかを成し遂げようとする人間に感情移入してしまうものです。
エリザベス一世は、純潔の女王とも言われていますよね。あの偉大なる女王の母は、やはりこんな女性だった。
彼女の思いは実話、こんな所でかなえられていたのだ。ということでしょうか?
実話なのに、もうなんてドラマチックなんでしょう?
それだけでも面白かった。
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