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2010年1月

おとうと(ネタばれ注意)

  山田洋二監督作品 「おとうと」

 この作品は本日公開!

楽しみで、前売りチケットを買い、観賞しました。

私は非常に好きな作品でした。

面白いとか、派手とか、奇想天外とか、そいう話の展開は全くないけれど、ないからこそ、そこに描かれている人々の生き方が、面白かったり、滑稽だったりして、ジーンとくる話だったのです。

こうでなければならない!という強烈なテーマがあるわけではなく、ああ、よかった。この「おとうと」にこんなお姉さんがいて、家族がいて幸せやったな。

そう感じる。そして、彼の人生は、幸せなことばかりじゃなく、苦労もして、やりたいことやり続けてた人生だったけど、亡くなる姿を見て、ああ、ちゃんと愛された幸せな人だった。そう思えたことが、なによりもよかった。

「おくりびと」という作品の感想でも書きましたが、やはり人間の一生、死に際にちゃんと生きてきた道筋がわかるというか。

床の間で、ちゃんと家族に見守られて亡くなっていった、鉄郎をみて、安心の涙がでた。

吉永さゆりさんは、本当に、真のしっかりとした、地にしっかりと足をつけた、女性であり、母であり、姉でした。大阪弁もお上手で、劇中、彼女の亡き夫が

「鉄郎君は、上の二人に踏みつけられて生きてきたんじゃないか?褒められたことがないんじゃないのか」という言葉を残しますが、この言葉が、姉の心にずっと残っていて、負い目のような気になっていたということでしたが、そいう、たぶん、すごいとか、綺麗とか完璧だとか、真面目だとか言われてきた分、下の鉄郎は、対比で、定職につかない、だらしない酒、博打が好きと、そして自分が追い込んだ部分があるんじゃないか?と思っている。

鉄郎の「お姉ちゃん」という言葉は、なんだか温かくて、ああツルベエさんらしいと思ったと同時に、本当に甘え上手な末っ子なんだなーって感じでした。

ツルベエさんだから出せた雰囲気っていうのが絶対あったと思う。前ディア・ドクターという映画の感想でも書いたけど、人をおおらかにさせる、ゆるく、温かいほんわかした空気が前面にあるから、いくらどうしようもなくても、やっぱり悪い人に見えない。

いっぱい迷惑かけて、小春にも迷惑かけてるけど、どっか縁を切ることができない、みはなせない空気がある。

多分、そんな人柄だから、彼はちゃんと幸せな死を迎えられたんじゃないかしら。

彼の人柄をよく表したシーンで、本当にたくさんあるんだけど、印象深いのが、点滴みたいな管の中に、焼酎を入れていたところ、それをお姉ちゃんに入れるように頼んだ所なんかほんと、鉄郎らしい。

もう一本、ベッドの下にあるから!って言ったシーンなんか、吉永さんも、本当にもう!!ってなってましたけど、あの「えへへっ」って笑うとこ好きです。

最後、死に際に小春が来て、鉄郎の名前を呼ぶんだけど、その時にVサインするんです。

そのサインもなんだか、鉄郎っぽいな・・・。

あと、モーいっぱいあるけど、お姉ちゃんと鉄郎の手首をリボンで結ぶシーンもよかったな。

お姉ちゃんに、「再婚しないのは、俺みたいなやっかいものがおったからやろ?」っていうシーン。

あのシーンは本当に泣き笑いでした。

直接、迷惑掛けてごめんやで!って言葉じゃないけど、間接的にもちゃんとそんなメッセージが伝わってくる、感謝と、謝罪が。

ピンクのリボンがあの色彩の乏しい病室のなかで目に飛び込んできて、なんとも切ない、非常に温かい情のつながりみたいに思えて泣けましたね・・・。

真っ赤なリボンは、運命の赤い糸みたいだけど、ピンクっていうのがなんだか身内っぽいじゃないですか。

あのシーン、演出的にこったことを一切せずに、非常に流れの中にそのまま組み込まれていたのもよかった。

演出的に、感動してください!!よろしく!!って撮り方されると引くから。

吉永さんも、鉄郎が、やばくなって、普通に先生呼びに行くとき、リボン外してたし。

又、あの時代だからこの兄弟関係が成立するのかな・・・とも思いました。今の現代ではあまりそこまでの絆があるように思えないし、昔よき時代という感じかな・・・。

昔よきといえば、脇の人物設定も非常に充実して丁寧に描いてました。

加瀬亮も技術のしっかりとある大工って感じでしたし、彼は薬局のトイレのドアをなおしにくるんだけど、その建てつけが悪い、ちょっと傾くことを予想してドアをつけるものだ!!

みたいに職人らしい発言してましたけど、その言い方が、あくまで俺はこの大工って仕事で食ってんだ!!みたいな誇らしい感じが出ていて、ああこの人ちゃんと自分の仕事にプライドもってやってんだな!って伝わってきました。

また、ちょっと建てつけが悪いって、家に来てまでみてくれるっていうのもいいじゃないですか!今は、あんまりないと思うの。そいうご近所のつながりとかもいいですよね・・・。

蒼井優は、ちょっと気の強い薬剤師の役をやってましたね。

父親、母親のしっかりした遺伝子をしっかりと受け継いで。

おばあちゃんとお母さんの嫁・姑の間で孫としての役割がきっちりあって、どちらにも加担しないような微妙な感じもちゃんと出てたし、多分、小学校の頃から、父親がいなかったこともあって、本当にしっかりしていたんでしょうね。

そんな人物像がしっかり見えました。

私は個人的に「こんこん!」っておばあちゃんの部屋に入っていく所好きです。なんだか、昔からの習慣でずっとそうやっておばあちゃんを呼んでいたんだろうな・・・って。

この話は、ほんとうに上質な人間ドラマとちょっと笑いのあるコメディーが入り交ざったお話でした。

本当に、上質なコメディーって面白いな、しっかり笑えましたよ!そして笑い泣きする!

山田洋二監督には、まだまだお元気で、作品をつくり続けていただきたいです!

お勧めです。映画館は、やはり年配の方が多かったけど、比較的若い私にも十分に楽しめる映画でしたので!

サウンド・オブ・ミュージック(ネタばれ注意)

  ロバート・ワイズ監督作品 「サウンド・オブ・ミュージック」

 この作品はミュージカル映画の最高傑作といわれています。

実話、私、日本のハウス食品が提供したアニメーション「トラップ一家物語」を見てから、本作見ました。

なので、ストーリーはよくわかっています。

オーストリアは音楽・芸術の国。歌を愛し、ウイーン少年合唱団は、一度は耳にしたことがある。

先日、THE パフスブルグ展でも絵画を見ましたが、どちらかといえば、教育、軍隊、政治というよりは、音楽、歌、芸術という印象の強い国。(勝手な想像ですが)

前、「MONSTER」という作品でチェコのことを書きましたが、この国もおとぎの国というに似つかわしい不思議な魅力のある国。

ドイツ・チェコ・スイス・ハンガリー、そしてオーストリア

国が一緒になったり、離れたり、侵略されたり、同盟を結んだり。

そんなややこし関係のお隣さん同士ですが、このサウンド・オブ・ミュージックでも描かれている時代は、第一次世界大戦が終結し、第二次に突入する前の時代のお話。

ドイツが、第一次世界大戦で大敗し、ヒトラーが国を率いて力を増している時代。

作品の中でも描かれていますが、オーストリアは第一次世界大戦で負け、トラップ大佐はそのオーストリア海軍の軍艦の艦長である。

そして、そこで英雄とされ、国からマリア・テレジア賞を受賞し、爵位を手に入れた。なので彼はトラップ男爵という立場。

ここでも、先日、THE パフスブルグ展の目玉作品ともなっていた、女帝マリア・テレジアが出てきますが、やはり彼女は、オーストリアの国母となっていたことがよくわかる。

トラップ艦長は、オーストリアという国を愛し、その国を国民を守るために軍艦に乗っていた、いわば、愛国心の強い人間である。

それが、後半戦、ドイツのヒトラー総統に支配されるようになり、オーストリアで生きずらくなっていくのですね。

みんなナチスの旗を家前につるしていましたが、トラップ男爵は、オーストリアの国旗を外そうとしませんでした。

国を逃亡する原因はここにあります。

「エーデルワイス」この曲は、オーストリアを代表する歌だけど、それを合唱コンクールで艦長が歌うシーンは、オーストリ人である誇りを失うなというメッセージも込められていました。

歌を愛するオーストリア国民が、トラップファミリーと共に歌を歌っているシーンはなんともいえず胸に迫るものがありました。

そいう背景があるお話です。

マリアは修道女を目指してノンベルク修道院に訪れますが、ミュージカルでその時の状況を、ナレーションベースで伝えるという方法をとってました。

そう、これがミュージカルなんですよね。

ミュージカルってなじみがないから、ストーリーに集中することが出来ないことが多いんだけど、あまりにも美しく完成された歌声なので、本当に耳にスーッと入ってくる感じ。

ジュリー・アンドリュースは高音でもなく低音でもない声音で絶妙に歌い上げていくすごく、技術と才能を持った女優さんで、聴き惚れました。

同じく、2~3年まえ、ドリーム・ガールズという作品があったけど、(アカデミー賞で作品賞を取っていたと思いますけど)あの作品も、ミュージカル仕立て。

そのどうにもならない感情を恋心を、それぞれの立場で歌い上げていた。

劇団四季なんかも同じかもしれないけど、そいうものに馴染みがないと、なかなか作品に入っていけなかったりするけど、このサウンド・オブ・ミュージックはそういう違和感的なものが一切なかった。

音楽の力とマリアのユーモラスと優しさで、奥方を亡くしたトラップファミリーの悲しい心を癒していく、そして、その家族になくてはならない存在になっていく。

子供を、生き生きと育てるために奔走し、その思いに、子供たちが答えていく。

そんな、家族愛と大人の恋愛が交差し、長女の恋を交えながら、家族にとって大切なものがなんなのか?しっかりと伝わるようになっている作品でした。

私はアニメーションを見ていて、子供たちが、マリアを受け入れるまでの過程が本当に丁寧に描かれていたので、そこが少し物足りなかったけど、マリアと大佐の恋愛の描写は非常に上品に丁寧に描かれていました。

このトラップ一家は、父親の、オーストリア人という誇りと信念を忘れない、貫くという意志で、アメリカで合唱団として活躍するという壮絶な人生を描いてます。

時代背景、家族愛、音楽の力、いろんな方向からいろんな感じ方ができる、本当に質の高いミュージカル作品でした。

この作品がアメリカで制作されていることに驚きました。

舞台はほぼ、オーストリアのザルツブルグなので!

泣かないと決めた日(ネタばれ注意)

  フジテレビ火曜9時ドラマ 脚本 渡辺千穂 「泣かないと決めた日」

 このドラマはオリジナルで制作されたドラマのようですが、いやー久しぶりに、嫌な気分になりましたね。

 いじめが壮絶で。

 正直、私はここまで激しいいじめに遭遇したことがないので、なんだか「やりすぎ」のように感じましたが、今日、一緒に働いているスタッフに聞いたところ、その子の友達が同じような壮絶ないじめにあっていたという話を聞きました。

 なので、あり得ない話ではないのでしょうね。もう、演技がどうこうは眼中になかったですねーひたすら壮絶ないじめが印象に残って。

主人公が、社会の中で生きていく中で、自分の存在意義と、やりがいを見つけ、そして生き抜いていってくれることを本当に願います。

 いじめはなくさなければならない・・、でも決してなくなるものではないのかもしれないとも思う。

 考え方が否定的すぎるかもしれないけど、資本主義、実力主義、利己主義なこの世の中では、人間がストレスを感じ過ぎるのかもしれない。

しょーもないことと思いますよ、いじめなんて、本当に。やってること低俗だし。

誰かの不幸な姿を見て、安心しているのかもしれません。

「自分はまだ、ましだ・・・って」

もし、いじめられて、大変な方がいるとしたら、この人は病気だ、精神的におかしくなっていると考えて、「馬鹿だな・・・」ぐらいに思うのがいいのかもしれません。

まあ、このドラマにあるようないじめはさすがにそんな楽観視できないほどキツイけど。

ただひとつ、この職場の中で、誰一人として、新入社員を助けよう、あるいは、こんな雰囲気はよくないと感じている人間がいないことが不思議に思う。

いじめは、いじめる側、いじめられる側とあるけど、そのどちらでもない、傍観者側というのもある。

結局、いじめられるほうにとっては、そんなの関係ないんだどうけど、勇気がなくて、一歩が踏み出せずに、見て見ぬふりをしている人間は結構多いと思うのだけど。

まっ、あんにたくさん職員がいるんだから、そのうちだれか出てくるのでしょうね。

このドラマが今の社会にどんな影響を与えるかわからないけど、そんなつらい立場の人が一歩踏み出せる、元気がでる要素があればいいのにと願います。

あまり救いがないと、見るのが本当につらくなる人も多いと思うので。

ただ、続きは恐ろしく気になりますねー!!!!

竜馬伝3(ねたバレ注意)

  大河ドラマ 「竜馬伝」

 竜馬が江戸に到着しましたね。北辰一刀流 千葉定吉の道場の門下生になるというくだりでした。

佐奈さん登場でしたね。貫地谷しをりさんが演じていました。

実話、この人、私が「竜馬が行く」という作品の中で出てくる女性の中で一番好きな女性なんです。

この竜馬伝とは少し違うかもしれないのですが、お田鶴さんと、お竜さんとお佐奈さんという竜馬に影響を与えた女性が三人重に描かれているんです。(あ、もちろん乙女姉さんは特別扱いですよ)

もしかしたら、竜馬伝の中では、お田鶴さんに値する人が、加尾って人なのかもしれないけど、わかりません。

お田鶴さんって人は、土佐藩のお姫さまで、京都のえらいさんの所に奉公に行くとき、竜馬と出会うのですが、竜馬にとって雲の上の存在のような方なんです、知識豊富、上品ちなみに美人で生き方にも、ものの言い方にも一本筋の通ったような方。

竜馬を愛しているけど、どちらかといえば精神的な同士に近い存在なんですね。

ちなみに、竜馬は彼女のことを、自分が守ってやらなくても、生きていけるって理由で、田鶴をフッタんですけどねー。

そして、お竜さん。出会いは京都、焼け野原の家から出てきて、生きていくために遊女になろうか、なるまいかって時に出会ったと思う。かなりうろ覚えだけど。

この方は、女であり続けた女性。改革よりも、発展よりも、今でいうなら、仕事よりも、親よりもみたいな感じかな・・・?私を一番に愛してくださいという人。

竜馬を捨て身で助けに入る勇敢で、おそろしく無鉄砲。だけど、またお田鶴さんと違った美しさを持っている。

竜馬の妻になった女性でした。

そして最後、竜馬を愛した女性、佐奈さん。この方は、この前の竜馬伝でも描いていましたが、非常に男勝りな女性なんですね、剣の腕は男以上だし、なによりも剣術を愛している。

自分の生きる道は剣であると信じ込んだ女性。

ただ、とても不器用で、とてもいじらしい可愛い性格をしているんですね。

黒船が来航したとき、重太郎と竜馬と三人で、見に行ったぐらいだから。

彼女は、本当は竜馬が後々設立する、海援隊に入りたかったろうな、遠くで、女として待つより、共に闘いたいと願うそんな一途で、可愛い女性なんです。

だから、この役を貫地谷さんが演じてくれて非常に嬉しかったですね。おもった以上に男勝りな性格でしたけど、あの無表情なお顔が、急に笑い出すと超可愛いですねー。

竜馬に対しては、違和感がまだ拭えていません。実際のところ。残念です。

ひょうきんでユニークな部分が、福山さんにしか見えなくて・・・。

でも、お話としては非常に面白いので!!

あっ、脚本家が先日記事で書いた「トキオ~父への伝言~」という作品で書かれた脚本家と同じでした。

福田靖さん。偶然!!

デトロイト メタル シティー(ねたバレ注意)

  季闘士男監督作品 脚本 大森美香 「デトロイト・メタル・シティー」

 ヘビメタルバンドを題材にするとは、斬新・・・と思ったら、これは漫画原作なんですね。監督は知らなかったのですが、脚本は大森美香さんですね。

いやー大森さんは本当にフジテレビの制作する作品の縁の深い方なんでしょうね・・・。

私、音楽のジャンルとして、ヘビメタ系は苦手です。

うるさい音、意味のない自身、メイク・・・・無理っ。

そういう同じように思っている主人公が、又可愛い、可愛い。あの髪型、あの動き。

なんだか、のだめカンタービレを思い出してしまいましたよ・・・。

役も似てますね・・普通にはあり得ないぐらい作り上げられたキャラクターでした。超個性的だし、対比も面白い。

あのラブリーなPOPミュージックも笑えましたね、本来の彼はとてもオシャレが好きで、平和を愛しているっていう。

松山ケンイチ君の作品は「人のセックスを笑うな」と「男たちの大和」「デスノート」ぐらいしか見てないけど、確かに世間で評価されているカメレオン俳優って感じなんでしょうね。

素直に面白かったです!超コメディーだったし、コメディーは、ハッ茶けて演じ切るぐらいが面白いし、下手にリアリティーとかだされるとあれ・・・?どっちのテンションでいけばよいの??みたいになるからね。

この作品に関しては、難しいことは一切考えず、楽しんでみよーぜー!!!って感じでしたね。

松山君って、歌上手いんですねーあれ、吹き替えしてなかったらかなり上手いと思うんですけど・・普通にCD出してみたらどうでしょう?

トキオ~父への伝言~(ネタばれ注意)

  NHK深夜ドラマ 脚本 福田靖 原作 東野圭吾 「トキオ~父への伝言~」

 原作を読んでいました。

そして感動しました。で、この作品が映像化されていることを知り、借りることにしたのです。

原作に忠実に作られていますよね、本当に。

この話は、ファンタジーなんだけど、というのは、父親がまだ、結婚する前の25年前にタイムスリップして、若き日の父親に、子供が会いに行くって話なんです。

東野圭吾さんの作品は、あまり綺麗な世界を描きませんよね。

誤解のないように言うと、あまり生まれながらに幸運な人生を歩いた人間を主人公にしない傾向があるように思える。

生まれ、育ち、家庭環境などが、金銭的に厳しかったり、親子関係に問題を抱えていたりという人間を描く時が多い。

そいう人間たちが、幸せになるには何が必要なんだろうか?というところがポイントになていて、普段気がつかない些細な日常が、そばにいてくれた人が非常に大切だったり、本当に必要としていた人だったりということに気がついたりする。

「幸せ」ってなにをもって幸せとするんですか?という問いかけ。

それはたぶん、本人の考え方次第なんだって思う。

おいしい晩御飯が食べられることだって、両親が健在で元気なことだって、大変幸せなことだと思う。

普段は、なかなか意識しないけど。

東野圭吾さんの作品は、そいう所をちゃんと描いている作品が多いと思います。

この「トキオ」という作品もまさにそうで、どうしようもない木偶の坊の若き日の父親に、子供が何かを伝えるために、会いに来る。

父は、恋人からも裏切られ、周りからあまり必要とされていないような状況で、人生を投げたような、現実と向き合えないそんな性格で、短気で怒りっぽいこともあって、周りと協調して生きていくことが非常に苦手なわけです。

だからどんどん周りから孤立していくんだけど、そんななか、このトキオだけは何がなんでも味方でいる。まあ、父親なんだから当然なんだけど。

若き日の怖いもん知らずの父親は、トキオと一緒に消えた恋人を探しにいく旅をする。

そんな話です。

そんな父親やくを国分太一君が、そしてトキオを櫻井翔君が演じていましたけど。

私は、非常に面白い作品じゃないかと思ってます。

二人ともとてもいい演技をしているし、ちゃんと役柄の人に見えます。

なんだか、不器用で、昭和の男をやらすとすごく似合うのね、太一君って。今回のやくはちょっと不貞腐れているけど、櫻井君との相性もいいし。

翔君はすごくトキオのイメージとダブります。素直で、実直、そして父親が大好きなんでしょうね。そしてなによりも未来からきた人間のように見えるし、とてもさわやかなんですよ。

もちろん、原作のよさもあると思うけど、NHKが丁寧に制作したんじゃないかしら、派手な演出をしないで、東野さんの原作のイメージから離れずに映像化していたし。

まだ、前半戦しか見ていないけど、これからとても楽しみ。

ほんとうに親子の絆がしっかりと感じられる、あったかい作品です。

後半戦みたら、またブログアップしたいと思います。

プラダを着た悪魔(ネタばれ注意)

  デビッド・フランケル監督作品  「プラダを着た悪魔」

 先日、地上波で放映されていましたね、アン・ハサウェイとメリル・スリープ。異世代の美人たちだけど、二人ともなんともおきれいですね。

アンはファッションモデルのようだし、メリルも理想の上司像を体現していました。

映画はひたすらファッションを主体としています。

着ている服はたぶんすべてプラダなんでしょうけど。

ライターになることに夢をもち、出版社に就職したが、配属先はファッション雑誌だった。というところ。

やる気のない、この場所にこだわりのない主人公が、上司の無理難題に答えていく。そして答えることが、やりがいになってくる。

その仕事に対する気持ちに誠実であればあるほど、恋人との気持ちがどんどんと離れていくというストーリー。

あれ?どこかで・・・見た??

はい「リアル・クローズ」ですね。

作りは恐ろしいほど似ています。

この映画を題材にしたわけではないだろうけど、メリルと黒木瞳の立ち位置は同じだし、アンの代わりなら、もともとファッションモデルのカリナを選んだとしても、不思議ではない。

私、実話、リアル・クローズの主人公はもっとイモっぽい一般性を出せる女優さんのほうが感情移入できたんじゃないかな・・・と思っていたんだけど、アンの立ち位置なら、香里奈さんになってしまいますよね。

仕事の仕方がものすごいという描写が、周りがすごい、憧れだ!!とかいっているだけじゃなくて少し具体的に見せてくれると面白かったかもしれない。

少し、我がままで傲慢で、自分に自信のある人物に見えてしまう可能性もあると思うから。

でも、それは日本人の感覚なんだろうけど。

アンのほうも、メリルの仕事の仕方に感銘して、その世界に興味を持っていくような描き方ならもっと感情移入できたかもしれない。

ごめんなさい。酷評しちゃって。

でも、ファッションは素敵だったし、アンも文句なしに美しかったし、面白かったですけど。

ちなみに、この映画とは、全く関係ないけれど、「リアル・クローズ」のほうのことを少し。

私、前回クールではかなり面白くて見ていました。

ただ、最後、黒木さんが、涙ぐむシーンがあったんですね、そこが、なんだか、彼女のキャラクターを崩してしまったように思いました。

彼女は、このファッションという業界で長年生きてきて、今回のような別れはたくさん経験してきたと思う。そう推測されるじゃないですか、なので、あの場面で涙というのがあまり似合わないというか、こんなことで涙はないんじゃないのかな・・・。と少し残念でした。

でも、基本面白かったです。西島さんもいい味出してたし、彼女たちが二人カップルになって日本のファッションを牽引していくのも面白いんじゃないかと思いました。

特上カバチ!!(ネタばれ注意)

  日曜ドラマ 「特上カバチ!!」 

 何年か前に見た「カバチタレ」とまた似ているテイストのお話でしたね。あの時は深津絵里さんと常盤貴子さんでしたが、今回は櫻井翔くんと堀北真紀ちゃんペア。

法律家にとって、依頼人の希望に全力で答えることが仕事という考え方。

双方うまくいく方法をたがいで模索し最善の方法を見つけるという考え方。

主人公は櫻井君だからやっぱり下記の考えのほうがいいのではないか?どちらが正しいのだろう答えはでないけど。

日常生きていて、法律に触れることはめったにないと思っている私たちだけど、意外と法律は身近な所にあるらしい。

そう思わせてくれるドラマでしたね。

コメディータッチをつきとおすのかと思いきや、依頼人の抱えている問題は決して笑い飛ばせるような題材ではない。

メリハリがあるドラマであると思いました。

総合的に見て、面白かったですね、とっても。

もともと櫻井君のパブリックイメージもあるし、法律を志すという部分でもあまり突っ込まずにいられるから。

堀北さんとのやり取りも面白い。とっても吹っ切れた役だし、自分のやり方が正義であるとただしいのだ!という信念にあまりぶれがないところも今のところ見ていて気持ちがいい。

歯切れのいいドラマだから、私は次回も見てみたいと思っています。

双方に対していい道は取ることは難しいけど、どちらの事情もすごくうなずける話で、みていてどうしたもんかな・・・なんて頭を抱えてしまうけど。

それにしてもあの櫻井君のいる事務所は恐ろしく面白い上司ばかり集まってますね。

ほんとコメディー色が強いのはこの部分なんだけど、基本的にみなさますっごくお芝居うまいので、はっちゃけてるけど、面白い!!衣装がど派手!

何なのあの中村さんの白いコート。ジュリーかよ?!

高橋さんなんて、おいおい見え見えの鬘やめなさいよ、面白過ぎてふくから!!

みんな他ドラマではしぬほどシリアスな芝居してんのにわらける!!

櫻井君って作品自体はすごくいいのに出てるんだけど、どうにも脇役に食われてしまう傾向にあるのねーなんだろう、存在感が薄いのかな・・・。

ハチミツとクローバーにせよ、ヤッターマンにせよ、まあ、相手役が異常に存在感ありすぎるのかも知れませんけど。

まあ、こんなこと言うと、嵐ファンにはまた批判されそうなのでこのへんで。

あの、あくまで個人的な、個人的な意見ですよ!!

HERO(ねたバレ注意)

  鈴木雅之監督作品 「HERO」

 今頃HEROの感想かよ・・・って思うけど、ほんと年末からずっとHDDの中にあり、みなきゃみなきゃと思いながら今の状態です。

いやー、面白かったな。

彼をヒーローと呼ばずして誰を呼ぶんですか?っていうほど、完璧なヒーロー像でした。題名そのものの。

木村拓也さんは、そもそもこういった、憧れ性を全身で背負ったような役が多い。

皆さんが見たい木村拓也さんって、こういう人物像なんだろう。

この作品に対しては、彼の熱血性と、ひょうきんな性格、そして、周りの人達が織り成す掛け合いで出来ていると思うんだけど。

周りの方々が又、非常に芸達者な方ばかりだから。

勝村さんと、小日向さんペア、大塚寧々さんと安部さんペア、そして、木村さんと、松さんペア。

それぞれが、それぞれの関係性で面白いから、そいう部分に引き込まれる。

ここからは酷評です。

テレビドラマの延長線であることは当然周知の事実ですが、その関係性が分からないと、意味が分からない作品になってます。

いうならば、テレビドラマを見た観客じゃないと面白さの半分も伝わらないということです。

映画とは、二時間のドラマを箱の中で起承転結最初から最後まで理解する、その作品の全てを味わいつくす部類の作品だと思います。

ただ、今こんなことを言ってみても、人気ドラマの映画化は当たり前のことだし、興行収入があがるのも断然こちらの方があるのだから、仕方ない。

PRの方法だって、思い切り制作で出資しているテレビ局が力をいれるんだらか、しょうがないし。

今や映画ってカテゴリーだけで立っていられるほど甘くはないし。

仕方ないと思います。それが時代の流れってもんだし。

その代わり、かつての映画の手法で作られている作品、いわゆるサブル系の作品はクオリティーが高い作品だって多いし、そのテレビドラマの映画化で稼いだお金で次のそいう映画だってとれるわけだから、よしとしなければね。

ただ、私は、テレビドラマ版のHEROを見ていたけど、見てない人にはついて来れたのかしら・・・・ってちょっと思ってしまいましたけど。

木村拓也さんは文句なしに上手いし、なによりも主役って立ち居地に本当にあっている人物だと思う。

変な話、やっぱりオーラがあるのね。

だから、木村拓也かっこいーっていう感想以外ほぼ出てきません。

それだけで成り立ってるから。そいう作品もあっていいと思うし。

憧れ性を背負う俳優であり続けることが、いつまで出来るのか私にはわからないけど、「武士の一分」で見せたような、非常に繊細な情緒ある役も出来るのだから、彼を、上手いこと使い分けてほしいと思う。

実力があるのに、出し切れないのは勿体無い。彼の、観客に寄り添った、感情移入できる役柄に出会えることを願っています。私は個人的にそちらのほを見てみたい。

竜馬伝2(ネタばれ注意)

  大河ドラマ 「竜馬伝」

 実際は三話の感想となります。

私の竜馬では、平井かえという人は出てこないし、竜馬と弥太郎が一緒に土佐をでようとしていたというのは知らなかったけど、面白かったです。

あるスポーツ新聞に大河ドラマの楽しみ方っていう項目があるんだけど、そこで私が書きたくて表現できなかった、言葉にできなかったことをズバリ書いていたので、「そうそう、わたしも思ってました!!!」って言ってしまったほどです。

はしょって書くと、主人公に感情移入できないって文章でした。「青春ドラマ、ヤンキーの集まったクラスに、熱血教師が入ってきたみたいな印象」って書いていて、「ははあ・・・」

どんなに泥臭い風体でも、泥まみれのシーンでも、四苦八苦しているシーンでも感情移入できないわけは、それはもう本人の努力とは関係ないところにありました。

男前すぎるんですね。男前って、基本なにやっても男前ですからね。

結局のところ、福山雅治さんが「ええ男すぎた」ってことですね。

なので、たぶん本当に熱演していたとしても、そう見えないように感じてしまう。反対に、香川さんが泥臭くてリアリティーがありすぎて、竜馬が綺麗に見えすぎるっていうことかも。

香川さんの熱演は本当に素晴らしく、弥太郎の、土佐を出たい、ここでは何も出来ない複雑な感情と、意志の強さ、負けん気の強さ、欲望を隠さない人間らしさがより一層、彼をこの土佐から出してくれと思わずにいられない。

そして、彼の父、蟹井敬三さんのあの息子に対する執着と愛情が、綺麗な形じゃなくてリアルに迫ってくる。

逃がしてあげたいけど、蟹井さんもかわいそうになってくる。そして、あの父親にして、この息子ありっていう。ちゃんと親子に見えます。

弥太郎のあのヘンコツな性格は、へんこであればあるほど、愛おしく思えてくるから不思議だ。

たぶん、彼が本当に必死だからだ。

と、弥太郎に関してはこれだけ感想がでてくるのになぁ・・・竜馬に対して・・・・?!

あれ?私、坂本竜馬のファンだったよな?だったっけ?みたいな・・・。

この回のよかったところは最後、弥太郎と別れるシーンでした。

お互い手を振りあって、全く違うことを言い合っている。

「おまんのことなんか、嫌いじゃ、今に見てろー!!」弥太郎

「おまんの志も一緒に江戸につれてくからなー!!」竜馬

面白いつくりになってましたー。

総合的にさわやかな、とても印象強いシーンとなりました!!

後、武市半平太役の大森さん。彼もすごく江戸に行きたい気持ちを抑えているのが伝わってくる。

江戸で、国のために働きたい!けど、土佐には自分を育ててくれた祖母がいる。それを妻にまかせては出ていけない。

こんな自分自身の葛藤がすごく伝わってきた。

後、上士の人に頭を下げていたシーン。通り過ぎたあと、何とも言えない表情でその後ろ姿を見ていたところが印象的でした。

そんな思いを妻はよくわかっていて、こっそり言ってましたけど。

うまいですね・・・さすが大森さん。

脇がよすぎますね、この大河ドラマ。これはもう一つの楽しみ方かもしれませんよ!!

Wの悲劇(ネタばれ注意)

  TBS・SPドラマ 「Wの悲劇」

 ミステリーの好きな方には楽しめましたか?私は個人的に特別好きではかったためか、これだけのキャスティングをしておりながら、あんまり面白くなかった。

というのが本音でしょうか?

ところが、この作品の面白いところが、犯人側手にたって、警察をだましていくって方向なんですよね。

今までにない、・・・わけではないと思うのだけど、私その手のドラマをあまり見てないこともあって、なるほどちょっとないかな・・・って感じでした。

個人的に、「女」っていうのがキーポイントになっていて、

家柄を守る女、男をあいし抜く女

この二つの対比だったのだな・・・。ついでにいうと、主役の菅野美穂さんは、貪欲な女ってところでしょうか。

ただ、第三者の目という意味で菅野さんのポジショニングがあったんだろうけど・・・、主役にしてはあまりにもおいしくない役でしたね。

特別、活躍することもなく、話を引っ張っていくわけでもなく。

そいう意味では小日向さんあたりがおいしいのかな・・・。

もーほんと贅沢と思うのが、小日向さんの上司が武田鉄也さんだったこと。

ちょっとおっちょこちょいな面白い所長だったけど、いやーもったいない。

でも、小日向さんって何やってもうまいですな・・・。

香川照之さんも、いいポジションではあるけどな・・・、なんだろうなー、作品的にちょっとライトな感じしたからな・・・、もったいないもったいないって言って見てました。

ただ一つ、谷村美月ちゃんが、菅野さんに向かってニンヤリ笑うしーんがあって、そこが唯一テンションあがりました。

こわーって!そして、菅野さん、何か気がついたな・・・っていう。

二時間ドラマって難しいですね。

曲げられない女(ネタばれ注意)

  水曜ドラマ 「曲げられない女」

 なんだ、又この枠で菅野美穂かあ・・・。という感想。

そんなこんなで、あんまり期待して見ていなかったという。

「働きマン」「キイナ」もこの枠だったし。

若干、「キイナ」のキャラクターに似ているのかな・・・と番宣の時は思っていたんですが、いやー違いましたね。

ものすごく融通のきかない女性。それを象徴してのタイトルだけど。

視聴しました。私は、菅野さんの上記の作品より、この「曲げられない女」の方が好きです。

今のところ・・・。面白かったですねー。彼女のキャラクターがあり得ないぐらいのまっすぐさとは違って、ちゃんとしておくのが好きな女性という範疇でおさまっているので、そんなにつっこむポイントがなかったです。

この話は、今後どういう展開を見せるのか、全然読めないけど、個人的にはやっぱり脇に出ている俳優がちょう好きってところもあると思いました。

塚本さん、永作さん、谷原さん。

全員凄く芸達者な感じで。

菅野さんは作品によってカラーが全然違う俳優さんだから、坂の上の雲なんか見ていると負けん気の強い、松山のちゃきちゃき娘って感じで凄く庶民的な雰囲気なんだけど、今回のようなキャラクター重視のような作品に出合うと、ああいうコメディーリリーフなキャラになれるっていう。

まっ、いってしまえば上手いわけですね。そしてとにかく可愛い。

最近バラエティーにもよく出ますよね、面白いでしょう?

自分菅野美穂ってキャラクターが実に。

こうなってくるともう強いよね、仮面かぶる必要もないし、役柄に合わせてちゃんと変貌できるし。

もうベテランさんの域なんでしょうね。

坂の上の雲なんかみてると、ホント正岡子規の妹っていうか、あの二人が兄弟に見えてくるから不思議なんだよなー。

すごい、無鉄砲で生きることに貪欲で、正直って感じが似てるもんね二人。だから兄弟として容姿が似てるとか、そんな外的なところじゃなくって、本質的に似てるって感じ。

逆に、彼らの父親はどんな人だったのかなっておもっちゃう。お母さんは、凄く穏やかで、控え目でしょう・・・。

話がそれますが、とても楽しみなドラマ。

ちなみに言うと、この水曜ドラマの「曲げられない女」と、火曜10時の「まっすぐな男」意味は同じだけどー、なんて突っ込みなかったのかしら・・・?

塚本さんも、佐藤隆太君も、俳優さんとして凄く咲いてきた感じがありますよね。

もとは二人とも「木更津キャッツ」のメンバーなんだけどなー。

あの初々しい感じから、実にしっかりと地に足をつけたような役者さんになられた印象。

すいません、超上からで。

今後期待ドラマ、意外と1月クール多いのかな?

 

ゴチになります11!!

  ゴチになります11!!!

 さあ!ついに発表になりましたね、ゴチ新メンバー「佐々木希」

驚きましたねー!男性陣が嬉しいのか、どうなのか本当にびみょーな顔をしていたのが忘れられません。

だって、だって超カラミズライでしょう。

あの方、おもにバラエティー初めてじゃないですか?

カラミズラソな感じでスタートして、結果発表も何と一位で抜けてった感じ。

総合的にずれまくった価格設定が、合ってましたーってパターンなんですね。

面白くしてくれると思いますよ、本当に、だってあの99が揃ってるんだから。

けどねー、みんな彼女に気を使うようなトークなら、なんだか窮屈な感じと思うのも事実。

江角さんもちょう扱い方分かりませんけどーって感じでしたし。

てっきりベッキーとか南明奈とかがくるんじゃないの?って予想してたんだけど。

でも、やはり顔とスタイルは抜群ですねー。

ほんとうに人形のような御顔。

あのゴチのメンバーの中にいると光輝いてるなー。可愛い!奇麗!!

どうぞ、あの貴重なゴチになります11の場所で、キャラクターをしっかり造って番組を面白くしていただけると、視聴してる方も嬉しくなります!!

矢部さん!!お帰り!!

やっぱり、矢部さんの「ごちになりますっ!!」がよかったです!!

おかちゃん、新しい髪型に合ってます!本当に彼は美しい顔をしていますよ!!

目が茶色い!!!

あー、出川さん復活してくれんかねー。

筆談ホステス(ネタばれ注意)

  新春ヒューマンドラマ「筆談ホステス」

 年末年始のSPドラマが溜まりまくってますが、ようやく見ました、この「筆談ホステス」このドラマを見て思ったのが、日本語の美しさです。そして文字の持つ力です。

言葉でいうより、文字で書く方が、相手に伝わる力が強いこともある。

そう感じました。

これは、体にハンディーキャップをもった女性が主人公でしたが、彼女が、障害者という、だから可哀相だという印象派全くもってなくなりました。

彼女が、今の自分自身で精いっぱい戦い、生きていて、その姿が輝かしいからだと思う。

もちろん銀座で一番になったという成績もそうなんだろうけど、そうじゃなく、自分自身が母親に「一番になりなさい!」と刷り込みのように言い聞かせて育てていた、その言葉の意味を彼女はずっと持っていて、自分の精神的支柱になっていたんじゃないか。

自分が一生懸命一番になれる道を探したい!

前半戦は、そのモガキだったと思います。

その一番になれる道っていうのが彼女の場合「ホステス」という職業だったわけだけど。

それが、家族にとっては、母親にとっては、なかなか理解しずらいっのは、まあ分かることです。

「あなたは、ここの家でゆっくりしてればいいの」という言葉を言われた時の彼女の嘆きは本当に大きいことだったろうな・・・と思います。

ああ、期待することをあきらめたのか・・・と思ってしまったのでしょうね。

意志の強い彼女にとっては、その言葉ってのが非常に大きい落胆だったろうってのが伝わってきました。

彼女が最後に、母親に「私、字がきれいっていわれたのよ、お母さんが、習字に通わせてくれたおかげだね」っていうシーンがあるんだけど、こういう細かいシーンはジーンとしてしまう。

多分、紙の上でコミュニケーションをとることの多くなるであろうことを想定して、お母さんが習わせていたんだ・・っていう母親の愛情と、人に与える印象を少しでもよくしようとする心使いが伝わっていて、感動してしまいました。

田中好子さんの少し厳しい母親は、品の良い、教育のしっかり受けた母親感が凄く出ていて、この人は、ホステスという職業に偏見を持つだろうな・・・って感じが凄く出てましたよね。

そして、手塚聡美さん。

彼女は本当にこの業界で生きてきたの?っていう感じがするぐらい優しさと包容力にあふれた女性だったけど、「いい出会いがあって、よかったな・・・」って思える人物になってましたよね。

私、「世界の中心で愛をさけぶ」のドラマ版で、あきの母親の役をやっていた手塚さんを見て本当にひきつけられたのを覚えています。

あの控え目なやさしさ、毒がないようである少し怖い感じと、なんでもある程度経験していて、それが故の優しい態度や言葉って感じが凄くでる人なんだな・・・。

そして、ついでにいうと芝居がオーバーじゃない。大好きな俳優さん。

ついでに、戸田菜穂もあでやかで本当に美しい。というのも、北川景子ちゃんとあんまかわらんぐらい奇麗でしたね。

あの木村たえさんとかと同じようなポジショニングになっていくんでしょうかね・・・。素敵です。

そんなこんなで、脇の女優さんたちが凄くいい味をだしており、かつ、北川景子の邪魔をしないようなちょうどバランスのいい感じで存在してくれていたので、ものすごく見やすいドラマになってました。

北川さんも、美しかったし。まっ、前半戦の友達の離れ方とか、彼氏の扱われ方はほんと「えっ??」昨日、今日耳が聞こえなくなったわけじゃないのに・・・・。と思わなくなかったけど。

彼女、化粧を薄くした方がきれいなんじゃないのかしら・・・と思ってしまうんですけど。

あんまり濃いと表情の演技がみづらいのね・・・。

化粧しなくても十分奇麗だとおもうけど!!

ということで、この「筆談ホステス」という作品の主人公は、自分の輝ける場所、生きていく場所、一生懸命に励める場所を見つけられて、よかった。

そして、そのことが、母親に素直な気持ちをぶつけられる成長過程になっていることが凄く好感度を持ちました。

お客さんも、そんな彼女の言葉だからこそ、耳を素直に傾けられるのかもしれない。

なにより、文字を手で書くという素晴らしさに改めてきずいたのでした!!

 

まっすぐな男(ネタばれ注意)

 フジテレビ・火曜10時 「まっすぐな男」

 新しいドラマが始まりましたね。今回は、前回ほど期待の作品がなかったんですが、しかし、この「まっすぐな男」面白いですね。

佐藤隆太さんのタイトル通りのまったすぐな性格を、オーバー過ぎずにストーリーの上にのっとった形で表現していてすごく好感のもてる人物になってます。

ほんとオーバーじゃないところが丁度よくて、佐藤さんのパブリックイメージとも重なります。

そしてもう一人、深田恭子さんのあの不思議キャラ。

深田さんって、今の女優さんの中でもかなり独特なポジションにいる人じゃないかと思うんですね。こういうわがままというか、自己中という役柄を、「まあ、恭子ちゃんが言うんなら、しょうがないか・・・っていうか、いいそう、いいそう」みたいな感じに演じてしまえるのが彼女の最大のセールスポイントじゃないでしょうか。

その二人が織りなすこれからのストーリーが本当に楽しみで、ああ、見たが最後、すっとこの不思議な感じを見たくて視聴してしまいそうな感じ。

佐藤さんって、昔はどうにも演技が熱すぎるって感じでした。

あっ、個人的には凄く好きな俳優さんなんですけど。

ただ、その熱さがちょうどよい感じになっている感じで、やはり昨年大ヒットの「ルーキーズ」ドラマや映画を経ての主演第二作目!

脚本も面白いですねー、なんかこれだけの濃い人物像を作り上げていると、今後物語でいろいろ展開させられそう。

そいう意味でも二人とも不器用で、ちょっと謎めいた、まっすぐな人物です!楽しみ!!

竜馬伝(ネタばれ注意)

 大河ドラマ 「竜馬伝」

 私、最近、家族によく怒られるんですけど、「ドラマ見てる最中にうるさい」って。どういうことかと言いますと、作品に感情移入したり、入っていけなかったりすると、ぶつぶつ言ってしまうんですね。

こんな作品に対して文句ばっか言ってると、ブログ誰も読んでくれないし、本当にまずいな・・・と思うんだけど。

多分、好き嫌いが激しいのかな・・・私。

やっぱり公平な目で見なきゃだめですよね、本当に。

なので、先日から作品に対してごちゃごちゃ言っているのを反省したわけです。

でも、やはりあの竜馬はないですよ!

私が、個人的に坂本竜馬のファンだってことで思い入れが強いんです。それは認めます。作品というより、司馬遼太郎さんの「竜馬が行く」の影響が強いのは十分に分かっています。それを百歩ゆずっても、あの坂本竜馬はないですよ!

だって、坂本さん自身から、彼がどんな性格で、どんな人物かって伝わってこないんだもの。

反対に香川照之さん役の、岩崎弥太郎はものすごく伝わってくる。内面から、上士に対する怒りが、竜馬に対する嫉妬が、広末の役の子に対するあこがれが、性格がにじみ出ている。

だから、風体が汚くても、ものすごく感情移入する。目だけがギラギラと輝いていて、この人は頭で日本の頂点に立つという魂の雄たけびが出ている。

本当に上手い人です。だから、申し訳ないけど、竜馬の魅力が分からない。伝わってこないんだけど。

母を自分のせいで死にいたらしめてしまった、後悔の念が、上士にいいよ言うに言われて悔しい気持ちが、画面から、福山さん自身から、伝わってこない。

というより、香川さんに食われてるといった方がいいと思う。

ごめんなさいね、福山ファンの人。

坂本竜馬って人は、本当に魅力のある人なんですよ。人間を愛する、そして、日本を変えるために生まれてきた天命をもった人物なんです。

そいうちょっと人とは違う目線でものを見ている不思議な感じを彼から受けない。

人から自然と愛されてしまうそんな魅力的なキャラを。

回を追っていくごとに近づいてくれることを願ってます。セリフだけじゃなくて、全体から薩長同盟を成立させてくれることを願ってます。

最後に、岡田以蔵役の、佐藤健君は、なかなか粗野な感じでよかったです。思ったより断然。目がギラギラしていて、下肢として蔑まされている感じが滲んでいて。今後期待します!

最後の約束(ネタばれ注意)

 土曜プレミアム 「最後の約束」 脚本 金子茂樹

 新春はスペシャルドラマの目白押しとでも言いましょうか、2010年大躍進だった「嵐」が主演した「最後の約束」というドラマについて感想を。

注意:嵐ファンの方は本文を読まない方がいいと思います。

 嵐という題材を使ってドラマを作ってことは、脚本上ものすごく難しいことだと思います。なにせい主人公が5人いるってことなんですから。

まあ、そんなドラマあんまりないですからね。そこは話上散漫になったとしてもしょうがないと思います。

ただ、やはり私は個々に彼らの単独で出ている作品を見ているので、その作品達とのあまりにもレベルの違う演技に、残念だな・・・。

と思うしかないのかもしれないのが事実なんですね。

話がとても奇麗な終わり方でしたよね。だれも悪くない。しいていうなら、津川さん一人が悪者になっちゃって終わりましたよー的な。

リアリティーは度外視ですね。こんな話あるわけないし。

だから、ファンタジーとして見る方が正解かもしれないけど。もう、事件を起こす動機があまりにも陳腐すぎて、いや、内容は陳腐でないですよ、だた、そう思わせるエピソードを全く描かないで、事だけおっきくても誰も感情移入できないんですけど!って感じなんです。

言葉で全部説明してる。そりゃ役者にはそれでいいでしょうが、視聴者にはそこの所をしっかりと掴んでもらってないと、これだけ大きいことを起こすことに納得できないでしょうね。

「アイドルファンタジードラマ」

見るに堪えない出来でした。申し訳ありませんけど、途中で本当に寝ようかと思ってしまいました。

相葉君と大野君の使い方はどうなんですかね、主演と言いながら前半戦の意味の分からない行動。おいしくないな。

櫻井君に関しては、なにも思わなかったけど、意外性もなにもないキャラ設定だったし、松本君は道明寺司か?って感じで熱い熱い。

あれは花より男子だったからよかったけどねー、いささか一般人にいたらイラツつく。彼のお芝居手あのパターンだけじゃないと思うけどな。黄色い涙の時の芝居とか田舎から出てきた真面目で男前な勤労青年とか上手かったけどな。

あの手の役をやらせてあげてほしいけど。嵐ファンは望んでないのかもな。そんな、キラキラしてない松本君なんて。

ただ、私個人的には、あの映画の松本君の方がよっぽどええ味でてたけどな。

だって、メイサちゃんと顔近いじゃないですか、初対面に近い相手にあの距離感って、あり得ませんからね、実際。

相葉君に関しては一番合ってたな。ていうか、彼そのものって気がした。

大野君は、なんだかな、キャラクターが入ってこないっていうか、冷静沈着なタイプだったのかな、冷めてる感じかな・・・情熱がない人?やけど、最後の方は核心に触れたセリフを言っていたし、うちに秘めて立ってことなのか?

二宮くんは、一人だけ浮いてましたねー。本当に。作品のクオリティーと彼の芝居のクオリティーがあってません。だからただただ違和感ばっかり募ってました。語弊があるといけないのでいうと、下手と言っているわけではないですよ!

あの方は本当に画面に人を引きつけてしまう力が人より強いから。というのは役柄の上でのことですけどね。二宮本人じゃないく、その登場人物の中の一人としてって意味で。

もうちょっとちから抜いて芝居してちょうどいいぐらいなんじゃないの?っていう。まあ、そんなことするはずもないけどね。

個人的に、作品力の強いものって、制作、脚本、監督、役者の力がそれぞれバランスよく働いてないと出来ないと思っています。

どこかだけが突出してよくても総合的に見れば、視聴者がストーリーに入れないことはまあまああることです。

嵐の5人は、ここに見たら非常に味のある役者たちです。どうぞ、作品に恵まれますように、祈ってます。

最後の5人集まったシーン。学芸会かと思いました。必死すぎるが故の空回り。

嵐ファンで、記事を読んでしまった方、わすれましょうね!!

2009年 10月クール・ドラマ

 2009年 10月クール・ドラマ視聴率ランキング

1位 JIN-仁-    TBS  19.02%

2位 東京DOGS    フジ  15.75%

3位 交渉人       テレ朝 12.54%

4位 ギネ         日テレ 11.79%

5位 不毛地帯      フジ  11.73%

 毎回言うことではありますが、視聴率だけが、作品のクオリティーを推し量る材料だとは思っていません。あしからず!!

 今回は、非常に注目した作品が多かったことは事実です。不毛地帯、JIN、リアルクローズ、ギネなどは個人的に非常に興味をもった作品たちでしたし。

一位のJINは、非常に新しい切り口と、脚本の素晴らしさ、そして、制作の力と役者の力量が兼ね備えられたとてもバランスのとれた作品といえたと思います。(ごめんなさい、上からで)一視聴者としてとても楽しめた作品でした。

大沢たかおさん、中谷美紀さん、武田鉄也さん、内野聖陽さん、小日向さんは言わずと知れた名役者たち・・。

単独でも十分に主演を張れる力量をもった役者たちを一同にかいし、人気上昇中の綾瀬はるかさん、小出恵介さんなど、フレッシュな人材を投入しつつのキャスティング。

脚本は、白夜行、世界の中心で愛をさけぶ、などで知る森下佳子さん。

そして、プロデューサーは石丸彰彦さんともうそろいもそろった作品でした。

噂では、「MR.BRAIN」や「JIN」は映画化されるようですよ。どう作品プロデューサーは石丸彰彦さん、あの「ROOKIES」も彼の作品。邦画では、今年№1の興行収入でした!!

いやーのりに乗ってますね・・・・。

ついで、東京DOGSですが、初回見ました・・・見終わりました。

小栗旬の力量は、よくわかりました。コメディーも上手いな。っていう。まあ、辛かったのが水島ヒロさま。

個人的には、やはり難しい役だったと思います。あの手の道化役は相当力量がないと上手いことできないしねー。むりやり、むりくりが見えすぎて、ハラハラしてしまう。ストーリーに集中できない。

ファンじゃない私には少々辛いものがありましたけど。

交渉人は、もうレギュラー化されてますね。みてませんが、安定しているように思います。これから相棒のように長いシリーズになっていきそう。

ギネ・・・もうちょっとこの作品は視聴率が上がる気がしましたけどね。面白かったですけどね、とっても。産婦人科という新しいジャンルにも踏み込んでいたし、主人公の葛藤も十分に描けていたし、ただ、最後の方ちょっと方向性がぼやけてきたけど・・。

見応え十分でした、しっかり成長途中の主人公が、今後、日本の産科についてどう考え、どう向き合っていくのか非常に興味があったし、もうワンクールみたい気がしましたけど。

藤原紀香さんは、思ったより凄くよかったと思います。

不毛地帯は、やはり重厚な作品。ただ、もう映画を見ているように頭で色々考えないとならないということもあって、私の周りの人には難しすぎるって意見でしたね。

面白いけどな・・・私はこの手の作品が好きですけど。

以上、2009年10月クールのドラマ振り返り終了です!

個人的には、リアルクローズ面白かった!けどなー最後がな・・・。またリアルクローズについては追記で書きたいと思います。

縁のある方、よろしく!

ちなみに、個人的な私の作品の感想は、あくまで個人的なこととご理解ください!!!

THE ハプスブルグ展

 THE ハプスブルグ展 京都国立博物館

 オーストリア、ハンガリー貯蔵の美術館からよりすぐりの美術品たちが、集結しておりましたよ!!

 最近、「トラップ一家物語」を見ているのですが、みなさんご存知ですか?かの有名な「サウンド・オブ・ミュージック」のアニメーションバージョンです。

私は、このハウス食品提供の世界名作劇場が凄く好きだったんですが、最近はないんですね。

超名作を一年に掛けて、丁寧に描いてくれていたのに・・・。そして、本当にその物語の中から、人生において大切なヒントが一杯描かれているのになぁ・・・と思うんです。

最近の小さなお子様たちは、いったいどんなアニメーションを見ているんでしょうか・・・。

と、話がそれまくりましたが、このトラップ一家物語の原作は「オーストリア」のザルツブルグという都市ですが、この美術品の中にも、オーストリア所縁の作品がありました。

オーストリアの国母として名高い「マリア・テレジア11歳の肖像画」あまりにも美しく、気高く、頭のよさが余すところなく表現されている、そんな一作でした。

この方は、女性だけど、オーストリアという国を守るために国政に奔走した、女傑です。あのフランス最後の王妃、マリーアントワネットの母親でもあることでも有名。

そしてもう一作、「オーストリア皇女エリザベート」この絵は、とても大きい絵で、エリザベートを全身で描いている一作でした。彼女の振り向きざまの表情と、ゆかな髪、そして流れるドレスが彼女の美貌をとてもよく引き立たせていたように思います。

なにはともあれ、オーストリアの方は皆様抜けるように色が白く、芸術と音楽を愛する、文化色の強い国なのかな・・・なんて思いましたけど。

ドイツよりは、柔らかく、フランスよりは落ち着いた・・・印象かしら。

他の絵も素晴らしく、大天使ミカエルも、クレオパトラも素晴らしかった。

京都へお越しのさいは、是非一度足を運んでみてください。

A happy new year 2010!!

あけまして おめでとう ございます!!

今年も気ままにつづって行きたいと思います!

ご縁のある方は、よろしくお願いいたします。

おもに、映像作品、歌、感想などを中心につづっております!

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