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2010年3月

のんちゃんのり弁(ネタばれ注意)

  緒方明監督作品 「のんちゃんのり弁」

 2009年作品なんですね、キネマ旬報で、評価が高かったので、見てみることにしたのです。

感想:すごく、面白かったです!!

イヤー一気に物語の中に入って行きましたね。

明るいタッチで、世間知らずの主婦が、世間と向き合いながらゆるいテンションで前へすすんでいくお話。

笑えるところも、泣ける所もちゃんとありました。

そして、伝える所はしっかりと伝えてくれた気持ちのよい作品でした。

このお話は、原作が漫画のようです。

最近の漫画は何が面白いのかさっぱりわからないから、全く読んでないけど、面白い漫画が沢山原作になって、映画化されているのを見れば・・・・、知らないだけなんだな。

日本の漫画はすごくクオリティーが高いし、しっかりと見せる人間ドラマも多いから、小説同様、映画にしていくことは止まらないだろうなーとも思う。

最近の漫画はヒーローだけじゃなくて、ださくてもしっかり生きている!!なんて主人公も沢山でてきているから、これから伸びるでしょうね。

のんちゃんのり弁に関しては、派手なキャスティングは一切していないけど、ちゃんと演じれる俳優をしっかり選んでいて、この舞台となっている下町の田舎にマッチしているんだよねー。

小西真奈美さんは、最初に見たのが朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」だったと思う。

とてもクールな、女医さんの役でしたが、あまりいいイメージがなかった。

次に見たのが、というか印象に残っているのが、「いぬのえいが」そして、「白と青で水色」という作品。

意外と映画によくでていたのね・・・。なるほど、想像以上に幅のある演技をする役者さんだなーと思いました。

今回、面白いところは面白いし、ラブシーンはしっかりと色気もあるし、喧嘩のシーンは迫力あったし、しっかりとした母の顔もできるし、そして、意志を持った女性という所もしったかりと出ていたから、ああ、テレビドラマむきな女優ね、とか、映画女優ねなんてことはなく、幅広く色々出来そうな女優さんという印象を持ちました。

そして、父親役のダメおやじ、岡田さんが演じてましたが、彼もとても幅のある味のある俳優さんですよね。

ダメおやじなんだけど、なぜかだめだけで終わらない変な愛きょうがあるというか・・・。

のんちゃんにとってはいいパパだったしね。

この二人の組み合わせは、似合っていないようで、いやー似合ってました!!

二人は、別れたのかな・・・。でものんちゃん泣いてたし。

あのシーンは本当によかったな。前のシーンの激しい喧嘩の後、もう二度とお互いの顔なんて見たくないみたいに激しく喧嘩していたのに、していたのに、のんちゃんの泣いてる顔をみるとお互いの肩を抱き合い

「のんちゃんのパパはのんちゃんのパパだよー、お別れなし!」とか調子のいいこといってましたからねー。

やっぱり子は鎹!って本当と思えた部分でした!!

凄く、すっきりとする作品ですよ!面白いし!!

あたし、大好きです!!

浅田真央選手!おめでとう!!

  浅田選手!!コングラデュレーション!!

 「天才」この重圧とプレッシャーは、たぶん4年前のトリノのときにはなかったろう。

世界の頂点といわれ続けた日本の女王は、昨年からスランプに陥っていた。

スランプ?それは、世間が、世界がこのマオ・アサダというスケーターに注目と期待を寄せてきたからにほかならない。

伸びた慎重、体重とともに、背中に背負ったプレッシャーは、彼女のジャンプに影響を与えた。

軽々飛んでいたトリプルアクセル。

羽が生えたように見えた天使が、今年、険しい表情で、「鐘」という重厚で重たい曲に合わせて出てきた。

待ちに待った、オリンピックは、フリー後半のジャンプでのミスにより銀メダル。

その巻き返しを図るのが、この世界選手権だった。

注目度は、オリンピックに劣るとは言え、いつも以上。

カナダのロシェット以外の選手は、ほぼ出場していた。

オリンピックから1カ月。

精神面・肉体面共に、選手たちにはさらなるモチベーションの維持が要求されたが、それを乗り越えて出てきた選手は多くはない。

その一人に日本の女王の姿があった。

虎視眈眈と。あの天使のように軽やかで、愛らしい女王の背中には、炎のような気迫が見えた。

ピンと張りつめた空気と表情。ああ、フィギアスケートは、競技なのだと思いだす。

彼女の演技には、曲と同様に、大胆でエレガントな存在感と、気迫が振りまかれていた。

一度目のトリプルアクセル。空気が震えるような「ブン」という音とスピード。

そして、二度目のアクセル。判定では、回転不足をとられ、ダブルアクセルの判定。

その他の、スピン、ジャンプ、ステップは、完成度も高く、スピードもあった。

最後、両手を振り上げて迎えたフィニッシュでやっと笑顔が出た。

素晴らしい演技だった。彼女は、満足でした。そう答えた。

ただ、キス&クライで点数をみた日本の女王の目は明らかに不満がにじんでいた。

言葉には出してはいない。だしてはいないが、明らかに「あれ?」という表情だった。

誰しもが、それを思ったのではないのか。

あの、真の女王「キム・ヨナ」よりも得点が低かったのだ。

技のレベル的にも、ヨナよりも点数が開くようにプログラムは組まれてはいないはず。

なのに、一度尻もちをつき、ジャンプに詰まった、真の女王の得点のほうが高かったというのはいったいどういうことなんだろう。

一つには、日本の女王のトリプルアクセルがダブルアクセルに判定されたことだ。

トリプルアクセルは三回転半のジャンプ。

女王は十分三回転を飛んでいる。そのジャンプの判定にどのようなルールがあるかは、わからないが、ダブるじゃねーだろ!!

全体の演技を見ても、オリンピックの時に見た完璧な演技とは程遠い、動きのヨナが、ショートプログラム7位から、ジャンプアップして2位。

表彰台のときも、笑顔はほぼなかった。

残念だな。素人だけどそう思った。

彼女の演技は、今年最高の出来だったし、彼女の精神的にも肉体的にもがんばった集大成が得点に表れてほしかったけど。

そして、次の世代が確実に育っていることも改めて思いなおした。

長洲未来・村上佳菜子楽しみな選手がいっぱいです!!

改めて、感動をありがとう、本物のアスリートよ、どうぞ来季も素晴らしい演技を見せてください!

トキオ~父への伝言~②(ネタばれ注意)

  NHK深夜ドラマ 脚本 福田靖 原作 東野圭吾 「トキオ~父への伝言~」

 後篇を見ました。

巧さんのしっかりとした成長ぶりと、なぜ息子のトキオが会いにきたのかがわかる。

私は小説を読んでいたので、最後のラストシーンが、とても印象に残っていて、それがどのような形で、映像化されているか実話、すごい楽しみだったんです。

残念ながら、最後の、トキオの本当の母親とのエピソードは、原作とはかえられていました。

あの時の、櫻井翔君の表情は、面白かったな。

なにも知らない、過去の父と母の初めての出会いに遭遇しているシーン。

なんだか、驚いているけど、目頭があつく、しっかりと感動するようなシーンに仕上がっていましたね。

うろ覚えなんだけど、原作の小説では、高速道路かどこかが舞台で、そこで大きな爆発がある。

そのことを、未来からきたトキオは当然知っていて、それを覚えている。

母親と父親とトキオは、偶然にもその事故が起こる前パーキングエリアみたいなところで顔を合わせているんだけど、当然そんなこといけるわけないから、そのまま別れるんだけど、母親の乗った車が、事故の起こるトンネルへ進み、それをトキオが必死に止めるというシーンが書かれてました。

そっちへいっちゃだめだ!だめなんだよっ!!っていう風に。

巧はなんのことかわからないから、トキオをほっておく、そこでトキオとたくみは別れるのです。

トキオが身を呈して助けに行った、母親の車は、なんとか、トンネルで引きとまるか、引き返すかした、その時、大きな爆発が起こるというシーンでした。

トキオは、母親の存在を当然わかっているから、ここでトンネルに、突っ込ませるわけにはいかなかった。

止めるしかなかったわけだ。そうしないと、母の命はここで亡くなり、当然、たくみと出会うこともなく、トキオが生まれることもない。

そんな運命的な役割が原作のほうではあるのです。

これは、やはり、前の恋人との関係や、それを追って巧自身成長する部分とはまた違う話になってしまうので、省略されてしまいましたが、私は実話、その部分が一番きにいっている部分だったので、ちょっと残念でした。

最後に、国分太一くんと櫻井翔くんですが、もう私の中では、この二人が、たくみだし、トキオであることは間違いありません。

どちらもイメージに合っていたし、演技も素敵でした。

櫻井君の知的で、まっすぐで爽やかな青年。

国分君の、人間的で、不器用で、でも、情の深い男。

どちらもとても素敵でしたね!!

なんだか、胸が熱くなるような一作ですよ!

トウキョウソナタ(ネタばれ注意)

  黒沢清監督作品 「トウキョウソナタ」

 タイトルが、少し斜めに傾いていて、すべてカタカナだ。監督のこだわりかな。

その少し傾いている文字、これが、佐々木家の実態。少し傾いた一家である。

父と母、兄と弟。

そいう4人家族。

その誰もが、秘め事を持っている。たいした秘め事ではないというえば誤解を招くかもしれないけど、日常、どこにでもあるであろう、そんな秘め事。

リストラされた父は、自分の持ち味をアピールできずに、再就職に手間取っている。プライドという、「父親の尊厳」を誇示したいための。

日本の社会では、男性社会だ。男性が、世の中を動かしているという考え方がまだ、根付いている。(もちろん女性進出もしているし、男女雇用均等法もある)

が、いったんその歯車から毀れおちた男たちはなんたる惨めさだろう。

家庭にも、そして職場にも居場所を失ってしまう。まるで、この世に味方なんて誰もいない一人ぼっちの存在にでもなったかのように。

そんな父親役を、香川照之さんが実にリアルにやっている。

津田寛治さんの、一時間に5回携帯電話を鳴らすというエピソードも、実にリアルで、なんとなく胸をつかまされるものがある。

そんな、この映画のキャッチフレーズみたいな不協和音が、家庭に鳴り響いている状態は、一緒に暮していればなんとなくわかる。

ふあふあと宙ぶらりんな妻。懸命に夫を立てるわけでもなく、息子に執着するわけでもない、今の状態に、不満があるけど、全く動けない主婦。

家という一種、社会と切り離された環境で、ひたすら、家族の動向をうかがっているかのように見えて、嗅ぎ分けているわけでもない。

不安定な主婦ということになるのだろうか。

やんごとなきことが好き。争い事は嫌い。静かに、平穏に生きることが好き。そこに貢献していきたい。そう望む妻。という感じに見える。

この彼女のキャラクターというのが、本当によくわからなかったのだけど、そこをあえて、この作品では狙ったのかもしれない。

どこにでもいる、平凡な妻という立ち位置を。

ただ、スーパーで夫とばったりあった時、逃げた夫に、なんとも言えないむなしい表情をしていて、この人はいくらでも、強盗から逃げられたけど、そんな気がないことが、わかった。ひそかに絶望していたんだろうな。

唯一の希望というか、未来への懸け橋だったのが、最後の、息子の演奏だった。静かでゆっくりとしみこむような曲調と見事な演奏を、地味だが丁寧にとった感じがしかっかりとでていて、救いになった。

難しい、文芸作品の類。

見ていよかったかといえば、もう二度と見ないだろうが、それなりに響くものはあったと思う。

I VS myself → I trust総合ランキング!!!

 I trust 総合ランキング!!

 記事200件を記念いたしまして、総合ランキングとやらをかってにやりたいと思います。

それでは、まず作品ベスト10位

1位 サウンド・オブ・ミュージック

2位 泣かないと決めた日

3位 不毛地帯

4位 重力ピエロ

5位 曲げられない女

6位 Wの悲劇

7位 夜のピクニック

8位 おとうと

9位 HERO

10位 リリーシュシュのすべて

続きまして、人物10位

1位 井上真央

2位 蒼井優

3位 内野聖陽

4位 二宮和也

5位 三浦友和

6位 浅田真央

7位 堺雅人

8位 上川隆也 

9位 綾瀬はるか

10位 瑛太

 はい以上のような結果になりましたー。作品のほうから、1位のサウンドオブミュージックは、やはり名作なのでしょうね。本当に記事にしてから毎日というほどアクセス頂いた作品です。

 泣かないと決めた日も非常に大きな反響をよんでいるようです。実際に視聴率の推移に対しても初回から明日最終回ですがじりじり視聴率を上げています。感情移入もしやすいしグングン引き込まれて行きますよね。

そして不毛地帯。この作品はやはり内容が難しいですし、ネタバレという項目でヒットしていましたね。作品の質も演技も申し分ない一作でした。

重力ピエロ・夜のピクニック・リリーシュシュのすべてこの三作品に対しては、非常にアクセス数が多く、息の長い作品たち。私思うにやはり人々の心にしっかりと何かを残した作品だったのだろうと推測いたします。

曲げられない女、Wの悲劇に関してはドラマでタイムリーな作品でした。

おとうと、こちらは現在公開中、HEROはやはり木村拓也さんの人気の度合いかもしれません。が個人名としては木村さんは10位以内にないんですよねー。不思議。

 さて、お次は人物編なんですが、こちらも変動ありました。1位は文句なしの井上真央様でした。「僕の初恋を君に捧ぐ」という作品でかなりのアクセスがありました。ブログをやっている人は中高生に多いのかな?

蒼井優は、先日彼女単独で記事を書きました。それもあって、かなりのアクセスがありましたね。とにかく、私のブログの中で出没頻度がかなり高いので、色んなブログに登場するんですね。そいう意味ではこの結果はうなずけます。

内野聖陽・堺雅人・上川隆也の御三方は、前回もランクインです。演技の質、作品のクオリティーともに文句なし、注目度も高い!!

二宮和也は、嵐ドラマ「最後の約束」でのランキングでしたねー。ほかのメンバーのことも書いてるんだけど何故か彼だけがランクインしてるのねー?やはり私のブログはお芝居関係多いからかな・・・。

三浦友和さんも初ランクイン!!三浦さんといえば先日日本アカデミー賞で助演男優賞をとられた5人の中の一人なんですよね。「沈まぬ太陽」、三浦さんといえば、ドラマのイメージも強いけど、映画の出演もかなり多いですね。私も大好きな俳優さん。

浅田真央ちゃんは、今年の冬の中で一番国民を感動させた人じゃないでしょうか?彼女の銀メダルに乾杯です!!

綾瀬はるか・瑛太は同じくアカデミーの記事関連でアクセス数が多かったですね。将来が楽しみな若手と中堅の間ぐらいの俳優。この世代は意外と有望株が多いので、悪戦苦闘するでしょうけど、この二人は間違いなくいい作品に出会っているし、確実にステップアップしくる俳優でしょうね。まっ、上の二宮和也にも同じことが言えると思いますけど。

 総合して、やはり息が長く愛される、注目される作品と今旬である作品とが大きくランキングに影響するようですね!

さて、次の50件後、どのように変動しているでしょうか?私自身も楽しみです!!!

花のあと(ネタばれ注意)

  中西健二監督作品 「花のあと」

 本日、劇場にて観賞してきました。結構お客様はいっぱいで、ほぼ埋まってました。

ところが、ほとんどが、多分北川景子ちゃんのファンというより、藤沢周平先生のファンって感じでしたね。

もちろん、お話はしっかりとした起承転結のあるお話でした。

主人公が、藩随一の剣術の使い手と手合わせをし、恋に落ちる。

あったのはこの手合わせの時と、さくらの花見、この二回だけ。

その、恋に落ちた孫四郎は実直な性格で、女ということで、敵を甘く見ることもなく真剣に手合わせをするようなキャラクター。

口数も少なく、己の立場と多々させている位置をよくわかったうえで、

内藤家というかなり大きな家に婿養子として入るわけです。

ところが、この結婚した妻が、藤井と出来ており、最後その藩の重役藤井との対決で幕を下ろすという話。

お話は淡々と進んできいます。

静かで、色使いも、美術も美しい、風景も音楽もちゃんと時代劇にのっとったものを使っていたし、歴代の藤沢作品の映像化に対してもそんなに引けはとらなかったのでは?

と思いましたが、ここからは北川景子さんのファンは読まないでください。

やはり、女優さんとしては、まだまだ何かプラスアルファーが足りないと思います。

まず、表情。この役はかなりセリフの少ない役でした。ついでに感情表現の乏しい役でもある。

しかし、言葉で説明できなければ、表情や動作で表現するよりほかないのです。

彼女が、何を感じて、何を思っているのか、どれぐらいの深さで思っているのか、怒っているのか、悲しんでいるのか、微妙すぎてわからなかったです。

わしたちは以登に感情移入するしかないんですよ?

かなり顔のアップと長まわしがありましたが、こちらも、せっかくまわしても、彼女が美しい綺麗だということしかわからないし、そうなると、もはや北川景子さんとして見てしまう。

余計な、北川さんという人物が介入してしまいます。意識の中で。

剣術に対しては、私は武術に触れたことがないので、なんとも言えませんが、正直、そんなに剣の達人に見えなかったですね。

それに対して、夫役の甲本雅裕さんが上手すぎましたね。

本当に魅力的なキャラクターになっていましたね。

彼はのちのエピソードで、位をどんどん上げ、以登とも7人の子供を持ったということでした。

うなずけました。

そんな感じの人になっていましたね。能ある鷹は爪を隠す。

まさにそんな人物。彼女の気持ちを100もわかっており、最後藤井との対決のときも、自分の妻になる女性の生死がかかった戦いに対し、器の大きい包容力のある対応をとっていましたよね。

そうしないと、妻が納得しないこともわかっていて。

面白いキャラクター。彼のキャラと柄本明さんのキャラがこの作品に笑いと、ゆるい雰囲気そして勢いを持っていた。

後のキャラは全員ピーンと糸が張ったかのような状態の中だった。

親子の会話が親子に見えない。

母との会話が母との会話に見えない、この人の娘として生まれてきた気がしない。

上手い俳優さんは、どんな無名の俳優さんとだって、しっかり母親と娘の情を演じられるし、そこに違和感は感じないけど。

そんなこともあって、総合的にやはりこの手の役は北川さんでないほうがよかった。

というのが感想となってしまいます。

私、キャラクター自身は北川さん好きなほうです。

抜群に可愛いし。綺麗だけど。

本人も何かのインタビューで言っていたけど、「自分だけ綺麗に映ろうなんて考えてない」

そうです、女優は顔だけでは、スタイルだけではありません。

もちろんそれは大切だけど。

夫役の、甲本さんが本当に魅力的な人物に思えるし、かっこいい人だと思えたぐらいだもの。役者に顔はあまり関係ない?とはいいませんけど、そこまで重要な要素ではないのかも知れませんねー。

不毛地帯 ・最終話(ネタばれ注意)

  木曜ドラマ 「不毛地帯」 脚本 橋部敦子

 最終回を迎えました。視聴率だけが、作品のクオリティーを語るものではないと、前から記事にしていますが、このドラマは難しすぎました。

ですが、日本の企業人が命をかけて、世界に匹敵する製品をつくり、脈をつくり、渡っていけるよう努力していたか・・・、そう命をかけたそんな人々の話だったのです。

私たちは、こういう人たちの恩恵のもとに暮らしている。

高い教育を受け、社会にでれるよう最低限の知識を。

壱岐さんは、冷静沈着な優等生タイプでしたが、無情に見えるほどの完璧主義なうらには、戦争で亡くなった人たちの分を生きると同時に、日本という国家のために何かできないか?

どんな形でも罪を償えないかという気持ちを根本にもっている。

そういう人物でした。

冷静な判断は、時には冷酷無比というわれ、同僚や、会社にも沢山敵を作ってしまうけど、そうまでしてやりたかったことは、最終話でしっかりと描かれていましたね。

「戦争で、石油を得るやり方ではなく、平和的に得る方法はこれしかない」

日本は、そういった天然資源がでない国だから、そういった国に協力してもらうしかない。

実際、今現在でも、外国の事情に、石油・食物・金融さまざまな分野が影響している。

そんなことも背景に色々考えさせられる話でした。

大門社長の退任に対して、最後まで強引に押し迫ったのは、「引き際」という最後の終焉の飾り方でした。

初期、この社長に、いろいろな可能性を試させてもらえた、壱岐さんの能力を思う存分に発揮できた。

そのことを、主人公自身しっかりわかっていましたよね。

「あなたは、この会社を牽引できる立派なリーダーシップをお持ちでした」

でした・・・。そういいました。過去形です。

今は、もうない。そいうことです。

この哀れにも偉大な役柄を、魅力的に、かつ大胆に演じた原田房雄さん、本当に素晴らしいお芝居でしたね。

このかた、昔映画「たみおのしあわせ」っていうのでオダギリジョーさんのお父さん役だった方でしたよね。

あの時も、微妙にくたびれた親父を、とても魅力的に演じておられましたよねー。

ああ素敵すぎる。

ただね、壱岐さんが「私も引きます」といったときに、初めて彼の言いたいことが理解できるんですね。

「次の世代が育っております、組織という」

この言葉ですね。

あのシーンは本当に感動的なものがありました。

一企業、従業員とその家族を背負った重みと大胆さが本当に余すところなく出ていた。

そして言わねばならぬ「岸辺一徳様」

この方は、本当に幅が広いし、運動能力がある。役者としての。

魅力的、こんな、情けなく、悪徳で、自分に正直で人間らしい役者っています?

不気味だけど、なんだかその背景にある事情がしりたくなるような、敵なんだけど目が引っ張られるような。

不思議な人だな・・・でも凄い魅力的ですよねー。

もちろん唐澤さんが素敵なのは、そうなんですが、この不毛地帯に関しては、私、やはり壱岐正より、このお二人に感情移入してしまいました。

それを友達の前でいうと???・・・・???って顔されるんだけど。

そしてもう一人、和久井映見さん。

この方の最後のシーンは本当に圧巻でした。

妻のプライドが前面に出ていた最終シーンでした。嫉妬。夫に対する怒りが。

夫は生涯この妻を忘れることはないでしょうね。

という、やはり脚本も原作もそうなんですが、これだけの名優がそろってくると、当たり前だが見ごたえのある作品にならないわけがないですね。

本当に面白い作品有難うございました。

コーヒープリンス1号店

  韓国ドラマ 「コーヒープリンス1号店」

 同僚が二人ほど、強烈な韓国俳優にはまっている。

たしかに設定は古いし、昔見たようなストーリーだけど、面白い。

そう思います。

最近の日本のドラマにはないような感じがする。

一時期、日本もこの手のドラマが流行っていたと思うが、やはり王道なんだろうな。

王道ってやっぱり面白いから使われるんだろうな。

美男美女が、切磋琢磨し、三角関係、四角関係のなか、悩み、最終的にはハッピーエンド。

最近日本の映画やドラマにはあまりないものね。

だから、俳優さんカッコいい!とか、可愛い!とかしか、いうたらまあ感想はないけど。

主人公の女の子はとても可愛いですね。ユン・ウネちゃん。

スタイルも抜群だし、顔もかわいい。なんか日本の女優でいう長澤まさみちゃんみたい。

彼女もスタイルがいいよねー。

どういう展開になるかわからないけど、続きを見てみようと思います。

蒼井優

   女優 蒼井優

 今回は、私の大好きな俳優 蒼井優について少し書きたいと思います。

 彼女を初めて見たのは、「花とアリス」という作品。

リリーシュシュのすべて

害虫

亀は意外と速く泳ぐ

ニライカナイからの手紙

星になった少年

男たちの大和

ハチミツとクローバー

フラガール

虹の女神

蟲師

クワイエットルームにようこそ

人のセックスを笑うな

百万円と苦虫女

ホノカアボーイ

変身

舞台 「オセロー」

舞台 「楽屋」

アニメ映画「鉄コン筋クリート」

ドラマ 「蒼井優×四つのカモフラージュ」

ドラマ「タイガー&ドラゴン」

ドラマ「おせん」

ドラマ「白と青で水色」

と、まあ、かなりの数は見たと思いますね。

かなり繊細な役から、はじけた役まで幅広い。どの彼女もとても魅力的だと思います。

彼女をメジャーにしたのは、「フラガール」あの東北の炭鉱町でひたすらにフラを習い踊り続ける意志の強い女性を演じました。

ですが、私の中ではやはり、初出演「リリーシュシュのすべて」がかなり強烈なインパクトとして残っています。

あのような生きる上でのどうしようもない葛藤や焦り、苛立ちを上手く表現するとても繊細な女優だとも思う。「花とアリス」も同じように思う。

彼女の芝居はやはりナチュラルだし、強烈に残るインパクトとうのがある。

表情ではなく、体全体から出てくる表現だ。例えばダンス・バレエ。

「花とアリス」や「フラガール」などはあの美しすぎる踊りに目を奪われる。というのは、ただダンスが上手いというだけではなく、その中にある、その人物の強烈な感情が流れ込んでくるからだ。

言葉はない静かな意志の力が、その体を使って伝わってくる。

もうひとつが、ギャップだ。クアイエットルームや、亀は意外と速く泳ぐ、タイガー&ドラゴンなどは彼女のはかないイメージを覆したはっ茶けた役柄でした。

そして雰囲気で演じたハチミツや蟲師・虹の女神。

初声優で「シロ」の純粋性とすべてを見通したような少年を演じきった「鉄コン」

端役として重要な役割を果たした、男たちの大和、害虫、白と青で水色。

その集大成が百万円と苦虫女だった。というように思うのですが。

ある雑誌で「私は美しく映ろうという気がないから。」彼女はそんなことを言っていた。化粧気のない顔、素材そのもので勝負している腹の据わった女優。

しかし、スクリーンで見る彼女は実に美しい、目を奪われるほどに。強烈な光を持っているわけではないと思うが、月のように優しい光を放っている。

そして、あの少し寂しそうな風貌だ。エネルギーのなさそうな体。孤独と悲しさを知っているような深い眼差し。

控えめだけど、痛みを知った人間はその分優しくなれる、引き出しに多彩な感情をしまいこめる包容力ができる。

彼女は青く、純粋だ。だけど、人間の光と闇をしっかりと抱えて持っている。人間らしい人ということになるのかもしれない。

リンとした、内面のこびない美しい女性蒼井優。

女優なんて一生つづけているかわからない。そんなモチベーションで、日本の映画界を引っ張っていゆく若手女優の一人。

魅力的だ!!彼女の作品を見続けたいそう思わせる俳優ですよね!!

日本アカデミー賞

   日本アカデミー賞

  日本で、一番大きな映画賞といえば、日本アカデミー賞でしょうね。

今回は、沈まぬ太陽以外は、映画館ですべて見ました。

沈まぬ太陽・ヴィヨンの妻・ゼロの焦点・劔岳点の記・ディアドクター

どの作品も、選ばれて納得のいく作品ばかりでしたね。

最優秀は沈まぬ太陽でした。この作品、見てないから何とも言えないけど。正直、どの作品も甲乙つけがたい感じですよね。

助演女優賞・・・みなさま見ました?あのそうそうたるメンバー。

鈴木京香・中谷美紀・室井滋・木村タエ・余貴美子

いやーみなさん、文句なしにお上手でしたね。こんな貫禄のある5人見たことない。

室井さんと余さんはインタヴューも面白かったです。余裕があるのかな?やっぱりおちゃめですよね。

そして取ったのは余貴美子さんでした。

そして、助演男優賞・・・いやーこちらもそうそうたるメンバーでしたねー。

瑛太・香川照之・玉山鉄二・三浦友和・堺雅人

瑛太さんは今年、本当に映画の一年でしたよね。余命一カ月の花嫁から始まり、ガマイの油、なくもんか、のだめに終始するという。

香川さは、ドラマ・映画に引っ張りだこ。当たり前です、上手すぎます!!

三浦さんは、最近すごくよく見るのねー、いい味出してますよね。ちなみにこの前見た、「食堂かたつむり」にも出てました。すごくポワンとしたいい役で!

堺さんは、ゴールデンスランバーでしょう!いや、それは来年のアカデミーですね。主演俳優としてめきめき力をつけている俳優さんですよねー!!

そして、玉山鉄二さん!若い!そしてかっこいい!テレビドラマなんかで少し見るけど、今回のハゲタカはかなり力の入った役でしたねー。

そして、新人賞。

あはっ、新人賞って誰でもとれるのか?

志田未来は、いいとして、えっ?溝端?えっ?水島?えーっっ、ナナちゃん?平さん・・・まあ正直、岡田君は、ありかなー重力ピエロよかったし。

けどな・・・、実力はー??どーなんでしょうね。わかりません。

というか、一人にすればいいのに・・・。

そして、主演女優。

広末涼子・綾瀬はるか・ぺ・ドゥナ・松たかこ・宮崎あおい

選ぶひといなかったのね、今回。そう思いますよね・・・。広末と松さんはなんとなくわかる気がしますけどー、まあ、空気人形も海外での評価は高かったしね。

助演女優賞に比べてだいぶん貫禄負けした感じありますよね。まっ、しょうがないですよ、あの助演女優賞5名は素晴らしすぎますし。

そして、主演男優賞

渡辺謙・浅野忠信・つるべい師匠・大森朋

いやーつるべーさんのディアドクターは本当にあたり役でしたもんねー。

謙さんはやっぱり熱い、熱い男ですよね。あー沈まぬ太陽みればよかったなー。後悔

浅野忠信さんは、本当に雰囲気俳優の代表者のような方。大森さんは、最近竜馬伝のあの武市半平太がいいですよねー。

ぎすぎすした感じがなんともいえない。器の小さな男をやらすと日本一みたいな。すごく身近で葛藤もすごく伝わってくるんだよねー。プライドの高すぎる役とかね。

ああ、そういえば、あの蟲師のときは、すごく心の広い役やってましたね。

ということで、見ごたえありましたね、映画を愛する私としては、面白かったです!!

食堂かたつむり(ネタばれ注意)

  富永まい監督作品 「食堂かたつむり」

001_5

 いやー、可愛かった。

誰が?・・・・柴咲コウちゃんです。メイクをしていないあのナチュラルな顔。

全く言葉を発しない寡黙なコウちゃん。

いやー、素朴で、人付き合いの下手で、一途で、柔軟性に欠ける、でも、一つのものに突き進む力が強く、自分を曲げない。

そんな性格がにじみ出ていました。

作品は、さすが女性が監督をしただけあってものすごく可愛い。

映像も、料理も、部屋の感じも、コウちゃんの衣装も髪型も。

ちょっとファンタスティックな映像になっている所も面白かったし。

彼女が、無言でガシガシとぬか床をこねているシーンんなんか、妙に笑えましたね。

このお話は、食べる、食材に対して敬意を払うとということを通して、人間の当たり前の生活の一つ「食べる」ということに注目した作品でしたが、もう一つの要素に、母と子の関係があります。

お母さんの役は余貴美子さんが演じていましたが、本当に奇妙なオカンなんですね。

ものすごくメルヘンチックな館に住んでいて、バーのままをやっている。赤とピンクとシルクが好きでついでに「エルメス」という豚を飼っている。

そんな変な母は、ずっと初恋の相手を忘れられず、好きな人を待っている。

用するに、ピュアな女性なわけですよ。やり方、生き方はハチャメチャだけど。とても純粋な人・・・そして不器用な人かもしれません。

そう、だからこの親子は本当に似ているんですよね。

りんこの食へのこだわりは相当なもので、料理をするとき、祈るようなしぐさをします。

食べるという行為は、人間のエネルギーの源を体内に送り込む作業なんだ、生きる上で必要不可欠であることは間違いない。

今、日本は、景気が悪いといえど飽食の時代です。捨てられていく食料たちが山のようにある。

彼女が食材と向き合う時、卵なら卵の、野菜なら野菜の、そして豚なら豚の(エルメス)存在がちゃんと見える。

004_2

食物連鎖により、命をもらっているという行為と思えるのです。

人を幸せにする食事とは、なにも願い事をかなえるとかそいう意味合いではなく、エルメスの生きてきた動物を、綺麗に最後まで食べつくし、そして命へとつながるその過程のことではないのかなと思いました。

一つのエピソードに、喪服ばかりを着た女性の話がありましたが、りんこの料理を食べていくうちにどんどん、黒の衣装をはがしていき、最初は顔が見えなかったのに、どんどん綺麗な顔が見えて、そして、らんらんと輝いていく。

そして一言「おいしい」とつぶやくのです。

食事を大事に取ろうと思う一作ですよ。

みなさん出演者の方は本当にナチュラルに芝居をしていて、うそーって思える設定にそんなことどーでもいいなと思わせる力があったように思います。

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