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2010年12月

最後の忠臣蔵(ねたバレ注意)

   杉田成道監督作品 「最後の忠臣蔵」

 役所広司さんの出演作品は今年2本目「13人の刺客」と「最後の忠臣蔵」

この2作品時代劇なんですが、見た印象が全然違いました。

「13人の刺客」はやはり戦がメインなんですね、反対にこちらの作品は人間ドラマでした。

なので受けた印象がちがったのだと思います。

役所さん演じるマゴザは大石内蔵助から、密命を下され、愛人の子を守れとの命を下す。

討ち入りの前日忽然と姿を消したマゴザにみなは「最後に命ごいをした、情けないやつ」として軽蔑する。

忠誠を誓う大石内蔵助からの命に従い、その娘を必死に育てる役所さんなんだけど、武士道というか、武士の精神っていうのがここでもすごくでていて、最後役目を終えた後の切腹のシーンはなんとも言えずでした。

主人公は苦悩させてなんぼ。

武士としての素性を明かせないつらさ。

嫁に嫁がせないとならない使命。

可音の気持ち。

そして、自分も可音を大切に思いすぎている自分の気持ち。

もう苦悩中の苦悩でした。

それがあの繊細な演技で見事に表現していた。

同志に言えないつらさは相当たるもの、しかし、武士だから。

可音への気持ちは、ここは動揺と育て親としての葛藤。

ここで私個人的に見た見解として、間違っているかもしれないけど、ご了承ください。

あの人形浄瑠璃の部分なんだけど・・・・。

孫左衛門は・・・、可音に娘以上の感情を持っていた??って表現かな。

もちろん敬愛する内蔵助の娘だし、自分が育てているのだから、親子愛を超すような表現はできないし、むしろならないのが普通。

だって乳飲み子から育てているわけだし。

だからかな・・・、なんともそのあたりが解せなかった。

可音にしてもそう、確かに孫左衛門は立派でいい男だけど、それこそ本当に小さい小さい時から一緒にいて恋?恋する??

それはいかんせんないんじゃないかな??

と思った。

結局嫁にいくといった決断の背景には、自分が孫左衛門のそばにいれば、彼がいつまでたっても忠義やらで、自由になれない、使命を全うできずにいるからと悟ったし、絶対自分と一緒にはずっといないだろうことも悟ったからでしょう。

なかなか武家の女性らしい選択をされたと思いましたが。

ただ、本当に感情がにじみ出るしーんが多くてとても感情移入しました。

lクライマックスのシーンで、彼女が花嫁衣装で最後マゴザに挨拶しているシーンはとても感動的だったし、内蔵助の同志たちが、娘の婚儀の参列にどんどん加わってくるという演出も感動的でした。

役所さんはもういうこともないぐらい素晴らしい役者さん。

桜庭ななみさんは、たぶん書道ガールズで見た気がするけど、息をのむほどきれいでした!!

この作品は本当に見ごたえのある、涙なしではみれない作品でしたね!!

なくもんか(ネタばれ注意)

  水田伸生監督作品 「なくもんか」

 この作品は最初に持っていたイメージと全然違った。

凄く凄くコメディーだと思っていたので、意外と泣ける話だったんだーと思って。

主人公は自分という人格や感情を自分自身で無視したようなキャラクター祐太。

そのキャラクターがなんともね、物悲しい・・・っていう感じですよ。

哀愁っていうか、なんだろう、盛り上げようとか、仲良くなろうとか頑張れば頑張るほど、悲しさがましてくるっていうか・・・そんな不思議なキャラクターを本当に上手く演じていましたね。

これはコメディーのように見えて、そうじゃない。

とても悲しい物悲しい男の話でした。

実の親に捨てられて、いつも借りもののような状態で生活している男。

そんな精神的な不安定さが、このキャラクターに表れていましたねー。

そんな彼の妻になった女はエコロジーに異常に関心のある鉄子でしたが・・・。

この女性にも凄い過去があるわけですが、なんかその辺の当たりの話は実話どうでもよくて、胎児のときに分かれた弟との関係なわけです。

彼も、親に死に別れた特有の暗さってのがそなわっているんだけど、なんだかその一生懸命に生きている姿っていうのが、世間だったり、商店街の人だったりに受け入れられていて、凄く不器用っていうのも分かっているんだけど、でもそんな人でも受け入れるっていう周りの人たちってのも面白かったな・・・。

竹内さんも体当たりの演技で、いままであまり見たことないようなキャラクターで新鮮だったし、やはり母親って感じが出ていたし。

瑛太も独特の暗さが出ていたしよかったと思う。

やはり阿部さん彼の好演なくしてはこの作品はあり得なかったな・・・。

とても幅の広い役者さんだし、おかまキャラもハマってたなあ・・・。

素敵でした!!

総合的にみると、なんとも言えない不思議な気持ちになるもんですね。

ただ、やはり宮藤さんは連続ドラマが面白いです。

このキャラも、もっと長く描けばもっと面白い個性が出そうだし、一時間ずつ切ることで間延び的なものがなくなったじゃないか・・・??

個人的にはそう思います。

最後の沖縄のシーン・・・綺麗だった。

人体の不思議展

   人体の不思議展に行ってきました!!

 はい!もうしばらく肉食べれませんから!!

というぐらい、本物でしたーーーーーーーー!!

10年続いているということでも驚いたんですけどね・・・、いやー臭いとか一切なかったです。

医者ってすごいよね・・・。

そして、人間って凄いよね・・・。

ほんと、奇跡的な生き物だって思いますよ。

あれだけの血管・神経・骨・筋肉・脂肪

その中にある臓器。

一切余分なものがない、何かの機能をもってしっかりと働いている。

ほんと凄い生き物だよね・・・。

そう思わざる得ない。

確かに指先、足先少し怪我しただけでも痛いもの・・・、ちゃんと痛いし、ちゃんと血が出る。

臓器のある部分が少しおかしくなるだけで、人間は死んだり、病んだりする。

その臓器達が正常な状態で働き続けない限り私達は生きていけない。

面白かったです。興味深かった。

人体を展示するにあたって生身の本物達だから、多少心は痛んだけど。

でも、協力した沢山の人たちは、こういう沢山の人たちに知ってもらえるという使命を果たしているわけだから。

とそんなことを思ってしまいました。

人体ってホント不思議ですね・・・。

ゲゲゲの女房(ネタばれ注意)

   鈴木卓爾監督作品 「ゲゲゲの女房」

 げげげの女房といえば、やはり朝の連続テレビ小説を思い浮かべる人が多いでしょうね。

いきものががりの「ありがとう」という曲とともに、川べりを自転車で走っている夫婦の姿。

毎日朝の8時から、始まる15分ずつの長い長いストーリーが、視聴者の脳裏のは焼き付いていて、そう簡単に離れるものではない。

印象はそういうものでしたね。

「朝のゲゲゲの女房の印象が強すぎる」

なので、できれば数年後に映画化すればよかったかもしれませんね。

直後というのは、やはりきついものがある。

比べざる得ませんよ・・・。

そこで思ったのは、主演の二人の演技は多分朝ドラの二人より上手かったし、現実的だったんだろうと想像します。

貧乏ぶりも、板についていたし、あの状況下におかれて、笑顔で主人を支えるなんて夢物語はないだろうと思う。

必死に耐えていたという印象が本当に強かったし、苦渋の日々がリアルだった。

なんてことない日常を淡々と送っているそんな二人の姿が・・・。

一般の人たちは、そんな日々劇的なことが起こるわけじゃない、小さな出来事の積み重ねね、ほんの些細なことが大きなことになったり、問題になったりする。

そういうことだと思うの。

ただ、エンターテイメントとして映画にする場合、アクセントみたいな部分がほしかったような気がする。

布絵さんは本当に新婚の時から一切の笑顔がなく、途中で「おとうちゃんの、描く漫画はすごいんだから」ということをボソッというんだけど・・・・、

ああ思ってたんだね、そいう風にって思ってしまったのです。

29歳で嫁いで、今みたいに結婚した時に聞いていた条件と違うから離婚します、とか家をでますみたいな風にはならない時代でしょう。

選んでしまった自分が悪い。

そう落とし込むしかなかったと思うの。その上で、滋さんの漫画がきっと世に出て認めてもらえる日がくるっていう部分を演出上もうすこし強調して描いてもよかったじゃないか?

そう思うのです。

そこがあまりにもなさ過ぎてひたすらつらい日々を見せられた感じになってしまった。

多分、本来の布絵さんはそんなクールなイメージだったのかもしれないけど。

宮藤官九朗さん、吹石一恵さんになんの不満もないけれど。

宮藤さんなんて、ほんと上手かったしな・・・。

あんな面白い脚本書くのに、いやーとりっきーじゃなくてこういう平凡な雰囲気も演技も出せるんだ・・・と感心。

やっぱり俳優さんですよねー。

やはり希望のもてるラストとういのはいいですね。

映画はそういうものであってほしいような気がします。

I trust 総合ランキング2010-2

   I trust 総合ランキング

 前回書いたのが7月、約半年。50件記事を書き、トータル300になりました。

いつも見てくださっている方有難うございます。

 今回も、勝手気まま、我がブログにアクセス下さった作品・人物をトップ10書き、何に関心が高かったかひも解いて行きたいと思います。

    作品ベスト10

1位 ドラマ JOKER~許されざる捜査官~ 

2位 ドラマ 夏の恋は虹色に輝く       

3位 映画 雷桜

4位 映画 悪人

5位 映画 君に届け

6位 映画 大奥

7位 映画 13人の刺客

8位 ドラマ トキオ~父への伝言~

9位 ドラマ 不毛地帯

9位 映画 ちょんまげぷりん

10位 映画 パレード 

    男優ベスト10位    女優ベスト10位

1位 小出恵介             1位 蒼井優

2位 山田孝之             2位 天海祐希

3位 堤真一               3位 満島ひかり

4位 錦戸亮               4位 新垣結衣

5位 玉木宏               5位 深津絵里

6位 二宮和也             6位 寺島しのぶ

7位 岡田将生             7位 多部未華子

8位 松本潤              8位 上野樹里

9位 上川隆也             9位 竹内結子

10位 三浦春馬            10位 松雪泰子

 という結果になりました。今回男優・女優を分けたんですが、なんとアクセス自体、10位までが全て男優だったので、全人物でいくと、女優は11位~20位までとなります。

今回いままでアクセスの多かった「重力ピエロ」「リリーシュシュのすべて」「真夜中のピクニック」などが入ってきませんでしたが、かわらず興味を示されている方は多いです。

今回下半期ということもあって、全体的に映画・ドラマ合わせてその時にやっていて話題になった作品が中心。そして意外に映画が多かったですね。

人物と作品を照らし合わせると当たり前ですが、やはり関連しているのが多い。

今回で言うと、「JOKER」「ちょんまげぷりん」「錦戸亮」は非常に関心度が高かったと言えるし、「雷桜」「パレード」「小出恵介」も同じく非常に関心度が高い。

「恋ノチカラ」「堤真一」「深津絵里」「悪人」も同じことが言える。

後は主役級の俳優達だから、2011年は小出恵介・錦戸亮あたりが主役級に登るかもしれませんよね。

岡田将生・三浦春馬・満島ひかりは今年ブレイクした俳優達。

そこで異色だったのが「トキオ~父への伝言」という作品。

東野圭吾のドラマ「新参者」をやっていた時にアクセス数が増えたのだけど・・・あれ?

あっ、いま「秘密」やっているからか・・・。納得。櫻井翔や国分太一君の名前がそんなに上がっていないから純粋に作品への興味でしょうね。

まあ、どちらにしても演技の上手い方ばかりのランキングでしたねー。旬ということも言えるかもしれませんが。

次の50件の頃にはいったいどう動いているでしょうね・・・。

ブラック会社に勤めているんだが僕はもう限界かもしれない(ネタばれ注意)

    佐藤祐市監督作品 「僕はブラック会社に勤めているんだがもう限界かもしれない」

ながーい!!タイトル、長すぎて入りきらないでしょうが!!

すごーい。もーこのタイトルが全てを物語っている!

とにかく限界点に達している男、真男君!!

この話はねー、途中までは本当にきつかったです。

最初の5分で物語に入っていけなくて、本当にちょっと切ろうかと思いました。

ですが、小池君が最初のミッションをクリアーした頃から段々話に入って行きました。

うん、品川と池田さんの演技うるさい。

うるさすぎる!!!

ブラックという所を一身に引き受けたような役だったけど、ありえねーだろー!!

リアリティーねーだろーが!!と思いました。

小池君は、本当に大変な役回りでしたねー。本当にやつれて行く感じが目に見えて分かったし、目に力が無くなっていく感じがありありと分かりましたね。

しかし、IT業界って大変だな。

私の周りにもたくさんいるけど、本当にあーいうスケジュールで仕事をしていて、一か月残業100時間とか意味のわからない時間を聞いたことありますけどね・・・。

そうしないと、それをこなしていかないと、潰れちゃうっていう非常にシビアな業界。

聞いていただけに切実な感じがした。

マイコさんのあの天然でおトボケな感じが唯一作品に笑いを齎してくれたいわゆるミューズでしたけど。

田辺誠一さんは本当に素晴らしい役を頂きましたね。

あの作品の中では、うん、これは確かに彼の存在が神だと思う。

必要な時に助けてくれ、必要な時に傍にいてくれる、そしてアドバイスをくれる。

そんな上司としては理想な人物像だった。

日本の社会は実績社会というより、学歴社会って所がまだまだ多いと思う。

だけど、いずれはそうじゃない社会が来るだろう。

働くことの意味。

しっかり考えることが出来た。

意外に面白い作品だったと思います。

武士の家計簿(ネタばれ注意)

   森田芳光監督作品 「武士の家計簿」

 今年は時代劇大量算出年だけど、この作品も面白かったです。

そうなんだよな・・・と思う。

武士といえば、剣術!強くなければ!!みたいに思うわけ一般的には。

でも絶対いただろうな・・・、こういう頭脳で勝負してた人。剣術はからっきしダメでも、こういう部分で活躍してた人。

幕末でいえば、岩崎弥太郎なんてまさに、この主人公と同じような感じだと思う。

それで三菱王国を作ったんだから、あの、これからは「ソロバン」だ!みたいなセリフにも説得力があるというものです。

斬新な切り取り方だと思いました。

「13人の刺客」や「必死剣鳥刺し」みたいな戦いをメンイに描いていない時代劇っての。

そして、現代に通じる家族像も描かれていて面白かったな。

主人公を演じた堺雅人さんは、キッチリ、キッチリのタイプで融通がきかずに、生き方にも不器用な人物。

そういう感じが実によく出ていたし、「いや・・・でも納得できないし・・・」的な意志の強さ、そしてそれが息子に対する教育にもちゃんと表れていた。

一貫してぶれのない性格描写でした。

それを優しく、ホローしていた仲間由紀恵さん演じる妻。

私、彼女の演技が初めてよいと思いましたねー。

感情表現がオーバーで、苦手だったけど、この妻役は本当によかったです。

又美しいし、日本髪、着物が抜群に似合う。

日本の古き良き妻像がこれほど似合う女性がいるだろうか・・・いい嫁はんもらったなー。

とそろばん侍には言わざる得ない。

二人のシーンは微笑ましい上に、なんだか可愛かったな。

仲間さんが大きく見えました。

そして、この方々以外のキャストも抜群にいい。

まず、私の大好きな松坂慶子様。

いやー最高。

もー「いやじゃ、いやじゃ、この着物は・・・!!」のくだり最高。

劇場からも笑い声出てましたね。

あんなおちゃめな50代・・・いや、60代??いる??

もう、松坂さん独特のクオリティーよねー最高!!!大好き!!

そして中村雅人さんもよかった。

弁当が貧乏になって、竹の皮で持っていったときに焼き芋を落とすシーン。最高。

因みに、赤門を赤く塗るエピソードを何回も話シーンも最高!!

小さいことが小さい笑いになって笑わそうとかじゃなくって、ちゃんとお話の中で、自然とわきあがってくる笑い声っていいよねー。

もう、この4人が本当によかったな・・・・。

心がジーンとあったかくなるようなお話だったし、中村さんと、松坂さんが、自分の息子の堅物なところに苦笑しているシーン。目と目で会話しているシーンなんて最高。

こんな新しい時代劇、本当に見てよかったなーと思う。

ただ、脚本的にはどうだったかな。

前半が面白すぎて後半がちょっと退屈に思ったのも事実。

特に息子が大きくなってからに長さを感じたな・・・。

でも、あのシーンがなければ、息子が父親を見なおす部分が書けないから・・・しょうがないかもしれないけど。

ローズ・オニール キューピー展

  ROSE O'NEILL KEWPIE 展

 芸術の秋もすっかりどっかにいってしまって、しっかり冬ですね。

楽しみにしていた「キューピー展」に行ってきました!!!

030

とにかく、可愛いですねー。

美術館に行ったら、外国人の家族5人が一緒で、一番小さい男の子が、英語でずっと何かを叫びながら泣いてました。

「えーん、美術館は静かに!!」

って思いましたけど、いかんせん、英語だったこともあって、何を言っているか全くわかんないけど、とにかく可愛いな・・英語だしって思いました。

まあ、彼もキューピー的な愛らしさがあったといおうか!

なんだかね、作品たちは女性の目線で描いてるなって印象でした。

とにかく可愛いのね。

やっている行動とか、へーキューピーって8人名前のついてるのいるんだーとか。

そんなこと知ったりして。

032もーすごく可愛いでしょう。

ちょっと見ずらいけど、左したの8人。

それぞれ特徴があるんですよ。

リーダーだったり、ガリ勉タイプだったり、

お花を育てるの好きだったり、泳ぎが得意だったりして。

人が困っていたら、それぞれ得意な能力を生かして助けてくれるんですよ。

033 お気に入りでポストカード例のごとく

いっぱい買っちゃいました。

いやー癒される。

本当に赤ちゃん見てたら・・・あっ、キューピーだった。

羽が小さくほんのり生えているんですよね。

基本3等身で。

おなかもプックリしているし。

赤ちゃんを想像してしまいますよねー。

ローズ・オニールさんの作り手の愛情が伝わってきます。

いけちゃんとぼく(ネタばれ注意)

   大岡俊彦監督作品 原作:西原理恵子 「いけちゃんとぼく」

 なける絵本NO.1らしいですね。

はい!kinomiも泣きました。

「よしお早く大きくなって、そして私をみつけてね」という部分。

ごーって涙が。

あふれ出る感じでした。

蒼井優ちゃんのあの優しい語りが、声だけで泣かされました。

私がみえるのは子供だけ、よしおはだんだん大人になっていく、そして私が見えなくなるってところもぐーっときました。

基本的にこのよしお君の成長期だったんだけど、そのエピソードがどこにでもありそうな本当に少年時代を実に丁寧に映画いている。

仰々しいことや、劇的なエピソードはないけど、よしおが考え、悩み、泣いたりすることが、楽しかったり、笑ったりすることが、とても優しく描かれていて、そうやって人は大人になっていくんだよ・・・っていう優しい感じが凄く伝わってきて。

いけちゃんは未来の恋人。

あまりにも短い恋だったから、私はあなたの小さい頃に会いたかった。

いけちゃんは、もうおばあちゃんだから、人生経験いろんなことが分かっている。

悟っているって感じでもある。

そう、だからよしおに寄り添っているいけちゃんの雰囲気がとても人生経験を積んだようなそんな言葉達だったから、最後にはものすごく納得出来ました。

小さい時は理不尽だったりすることが結構多くて、子供の世界だって結構大変なんだぞと思いだした。

大人だけが大変なわけじゃない!そう私は思いだした!!

学校行きたくない理由も沢山あるし。

本当に丁寧で優しい映画でした。

深沢嵐くんよかったなー。ちょっと頭で色々考えちゃうタイプなんだなー。

妥協が出来なくて、なんとか打開策がないか考えるそんなちょっと繊細で、大胆な感じが凄く出ていて当たり役!

小さいときにこういう役を演じられるのはラッキーですよね!!!

そしてやはり、ともさかりえさん最高。

一番最初のセリフ「いつも私はほっとかれてる!」っていう言い方。

この方は関西人なのかしら・・・?

感動できる、心がジンワリとあったかくなる映画です!!

恋ノチカラ (ネタばれ注意)

   フジテレビドラマ 「恋ノチカラ」

 関西の方では、このドラマが再放送されていたんです。

私は、リアルタイムでも見ていたんだけど、やっぱり何度見ても面白いですよ。

深津絵里さんはやっぱりこういう等身大の女性や不器用な女性を演じさせたらハマるしとっても魅力的ですよね。

「マジックアワー」などで見せたような役柄よりも、やはりこのような役があっている。

面白いです、色んな表情が見れて、ストーリー5割、役者5割で本当に飽きがこないドラマ。

「わたしはあなたに会えて、仕事にしても、恋することにしてもいっぱい力をもらいました」

結局、脚本家の書きたかったことってこれだと思うんです。

主人公が、恋する相手に出会えて、それで成長し、力をつけていく。生きて行くことに対して、というテーマが本当にストレートに伝わってくるんですよね。

この役は実話本当に難しい役だと思って、主人公籐子にそもそも人間としての魅力がないと成立しない。

それは姿や形、年齢ではなく、内面から出てくる魅力で、そのよさで貫井さんを引き寄せるわけだから。

それは誰にでもできる役ではないですよね・・・。

矢田亜希子さんは、よくこういう立位置の役をやりますよね。

なんでも揃ってて、性格は素直なんだけど、本当に欲しいものは手に入らないという役。

「ヤマトナデシコ」の時もそうでした。

確かにあの美しさで迫られると大概の人は落ちると思う。

そういう強さのある、完璧さのある美しさですよね。輝いているし。

でも、それはやはり彼女の外的な部分、外見なんだと思う。

深津絵里さんが国際映画祭で最優秀をとったのは、実力だよね・・・。どのスタンスの作品であってもやっぱり引き込まれるもの・・・。

主人公としてのオーラも感じるし・・・。

又、堤真一もいいのよね。彼も不器用なキャラクターが本当にうまい。

生き方に下手で、かっこよくなくて、人間臭い役。

視聴者をすんなりと、その人物の傍に置いてくれるような雰囲気。

あれだけ男前なのにそれが出来るって凄いよね・・・。

カッコいいのに、不器用が似合うもんね・・・。

そういえば、大河ドラマ「武蔵」の時に、新八の情けない役やってたっけ・・・。

あの役は、本当に情けなかったよねー。

このカップリングは本当に合っていたな・・・と思う。

芝居の種類が似てる上に、雰囲気も似てるし・・・。

やはり似てくるのかな・・・上手い人同士だと・・・・。

昨日で終了して、次から草なぎ君のドラマになちゃった・・・・、どうせならヘルパーじゃなくって今放送してるフリーター、家を買うの脚本家の「僕」シリーズを放送してくれればうれしいのになー。

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