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なくもんか(ネタばれ注意)

  水田伸生監督作品 「なくもんか」

 この作品は最初に持っていたイメージと全然違った。

凄く凄くコメディーだと思っていたので、意外と泣ける話だったんだーと思って。

主人公は自分という人格や感情を自分自身で無視したようなキャラクター祐太。

そのキャラクターがなんともね、物悲しい・・・っていう感じですよ。

哀愁っていうか、なんだろう、盛り上げようとか、仲良くなろうとか頑張れば頑張るほど、悲しさがましてくるっていうか・・・そんな不思議なキャラクターを本当に上手く演じていましたね。

これはコメディーのように見えて、そうじゃない。

とても悲しい物悲しい男の話でした。

実の親に捨てられて、いつも借りもののような状態で生活している男。

そんな精神的な不安定さが、このキャラクターに表れていましたねー。

そんな彼の妻になった女はエコロジーに異常に関心のある鉄子でしたが・・・。

この女性にも凄い過去があるわけですが、なんかその辺の当たりの話は実話どうでもよくて、胎児のときに分かれた弟との関係なわけです。

彼も、親に死に別れた特有の暗さってのがそなわっているんだけど、なんだかその一生懸命に生きている姿っていうのが、世間だったり、商店街の人だったりに受け入れられていて、凄く不器用っていうのも分かっているんだけど、でもそんな人でも受け入れるっていう周りの人たちってのも面白かったな・・・。

竹内さんも体当たりの演技で、いままであまり見たことないようなキャラクターで新鮮だったし、やはり母親って感じが出ていたし。

瑛太も独特の暗さが出ていたしよかったと思う。

やはり阿部さん彼の好演なくしてはこの作品はあり得なかったな・・・。

とても幅の広い役者さんだし、おかまキャラもハマってたなあ・・・。

素敵でした!!

総合的にみると、なんとも言えない不思議な気持ちになるもんですね。

ただ、やはり宮藤さんは連続ドラマが面白いです。

このキャラも、もっと長く描けばもっと面白い個性が出そうだし、一時間ずつ切ることで間延び的なものがなくなったじゃないか・・・??

個人的にはそう思います。

最後の沖縄のシーン・・・綺麗だった。

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